2012年03月17日

野田総理、洗脳されたのだね!!

野田総理、あんた洗脳されたのだよね。↓これをみよ。



情けない、本当情けない。何かあるの???

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2012年01月24日

野田聖子は人間の屑だ。生殖ビジネスの闇!

政治家 野田聖子(島聖子)は人間の屑だ。この前のTVでそう確信した。彼女のした神への冒涜は
絶対に許されない。下記の文章を引用する。

生殖ビジネスの光と影

今年のノーベル賞は、二年ぶりに日本人二人が化学賞を受賞し、久々に明るい話題をもたらしてくれた。その一方で、医学生理学賞を受賞した英国人博士に世界中の注目が集まっていることを、見過ごすわけにはいかない。博士の名は、ケンブリッジ大学名誉教授の生理学者ロバート・エドワーズ氏。受賞理由は「体外受精技術の開発」である。

氏が一九七八年に産婦人科医のパトリック・ステプトー医師(八八年他界)と連携し、世界初の体外受精児ルイーズ・ブラウンさんを誕生させたときも、世界中のメディアのヘッドラインを飾った。医療の歴史で、体外受精(IVF)の技術はまさに生殖革命と言っても過言ではない。それ以来、体外受精で生まれた子どもは世界中で四百万人以上にもなる。

だが、「体外受精技術の開発」は、果たしてノーベル賞にふさわしい、人類に福音をもたらした功績と言えるだろうか。

かれこれ十年ほど前のことだが、エドワーズ氏が来日した際、私は、以前に卵子バンクについてインタビュー取材したことのあるマーク・タッカー博士の紹介で、三人で会食をしたことがぁる。そのときエドワーズ氏は「子どもは何よりも特別だ」と言いながらも、生命操作の将来を危倶していた。実は、その危惧が現実になっているのだ。

人工授精は、IVFよりもはるか以前の十九世紀後半には行われていた。人工授精は精子を子宮に注入するやり方だが、夫の精子に問題があるとか、無精子症だった場合、妻の子宮に第三者の精子を注入するというAID(非配偶者間人工授精)を使うこともある。日本では一九四八年から行われているが、これもIVFと同様、必ずしも福音をもたらしているとは言えない。それどころか、この手法で生まれてきた多くの人に精神的苦痛を与えている面もある。

ニーチェの名言の中に、こんな箴言がある。
Hope in reality is the worst of all evils, because it prolongs the torments of man.(現実における希望はあらゆる悪の中でもっとも悪い。それは人間の苦しみを長引かせるからだ)

IVF技術がない時代は、不妊と診断された時点で潔くあきらめることができた夫婦も、今や、不妊の標準治療となったIVFがあるため、不妊と診断された瞬間から茨の道が始まる。IVFという希望″がまさに苦しみの始まりになったと、言えなくもないのだ。


大人の視点=親のエゴ

今年八月、国会議員の野田聖子氏がアメリカで卵子を高額で購入し、事実婚の相手の精子と体外受精で妊娠したことを明らかにした。それがまるで「吉事」であるかのように報じられることが多いが、問題の根は深く、その根の深い部分に焦点を当てる報道は少ない。何より野田氏自身が、生まれてくる子供の福祉(利益)についてどれだけ考えているのか。十月十一日付の毎日新聞に掲載されたインタビュー記事の中で、野田氏は次のように答えている。

記者 もし子どもが自分の遺伝上の母親、つまり卵子提供者に会いたいと言ったらどうされますか。

野田 会えないよ、それが約束だと小さいころから言い聞かせるしかない。誰よりも望まれてきた子だから堂々としてくれ、私を信じてくれ、と。子の出自を知る権利で問題が起きるのは、ずっと親に隠されていた結果、親の子でなかったと知り混乱するからではないか。(後略)

記者 子どもの出自を知る権利について、法律などでルールを決めた方がよいと思いますか。

野田 基本的に親が決めるべきで、子どもの福祉を第三者がとやかく言うべきではない。その家の幸せ、その家の価値観がある。

九月二十九日放送のNHK番組「あさイチ」で「アラフオー出産」の特集があった際も、出演した野田氏は子供の出自について、「言われなかったがゆえの不安だと思うんですよね」 と主張した。「物心ついたときから、母はあなたを欲しかったけれどできなかったのを助けてくれた人がいる。それで今あなたがいる。誰よりも愛している。いかに愛されて望まれて産まれてきたかを夫婦で言い続けようと決めている」と。それに対しゲストで作家の室井佑月氏は「こんなに望まれているからその子は幸せです」と相づちを打ち、野田氏が卵子を買うのに五百万円を支払ったことに対しても、「保険で日本国内でできるように野田さんにはがんばってもらいたい」と激励した。
だが、毎日新聞の記事でもNHKの番組でも、野田氏の発言は「大人の視点」からのものばかりであり、「果たして子供はどう考えるだろうか」という配慮は見られない。右のNHK番組にゲスト出演した日赤医療センターの笠井靖代医師は、野田氏の妊娠について、顔を少しこわばらせながら、こうコメントする。
「子供が複雑な状況で生まれてくることについて、どれくらいケアができるのかということを考えてほしい」


AIDの子供たち

野田氏も室井氏も、AIDで生まれた子供の声を聞いたことがないのだろう。いくら小さいときから出生の真実を教えてもらっても、子供からみると自分のアイデンティティの半分が空白であるという状態は変わらない。いくら愛情を注がれても、アイデンティティの空白が埋まるものではないのだ。

この春、ニューヨークに本部があるInstitute for American Valuesが発表した調査報告書『My daddy's name is DONOR』(父の名は「提供者」)の中で、AIDで生まれた人のうち六五%が「私のアイデンティティの半分は私の精子提供者である」とし、半数の人が「私を産むのにお金が交わされたこと(精子の売買)が気に障る」と考えていることが分かった。これは、卵子提供の場合にも当てはまると考えてもいいだろう。

今回、私がインタビューした三人も、アイデンティティの空白に苦しんでいた。一人はアメリカ人女性で、五歳のときに自分がAIDで生まれたことを知らされた。一人はイギリス人男性で二十一歳のとき、もう一人のイギリス人女性は四十一歳のときに真実を知った。彼らの話を聞けば聞くほど、「あなたは欲されて生まれてきたのだから、幸せなはずだ」という野田氏や室井氏の考えが、いかに現実離れした理想論であるかと思わざるを得ない。それは、大人のエゴであると言っても過言ではないだろう。三人の言葉は、生殖補助医療の影の部分を浮き彫りにする。以下、虚心坦懐になって、その言葉に耳を傾けてほしい。

●アラーナのケース −「時々嘘をつきました」

アメリカ人のアラーナ・スチュワートさん(二十四歳)が、自分がAIDで生まれたことを知ったのは五歳のときだった。その二年後、彼女が七歳のときに両親は離婚した。「asymmetric parenting(非対称的な親業)が離婚の原因になったことは確かだと思います。つまり父親が私と生物学的につながっていなくて、母親だけがつながっていることが常に緊張感を生じさせ、それが離婚につながったと思います」

五歳のときにAIDで生まれたことを教えられたが、それが意味することがわかるのはもう少し年齢が上になってからだ。家族の中だけで生活している間は、ほとんどその意味の深刻さはわからなかったという。

「少し大きくなると友達の家に泊まりに行って自己紹介の機会が増えます。そのときに最初に家族の話になるのは普通です。お互いを知るために、家族や祖父母の話になりますが、私の父親のことは精子提供者であって、それ以上のことはわかりません。だからときどき嘘をつくこともありました」

嘘は続かないから、結局、父親は精子提供者であると告白する。
「私たちの文化では、精子提供者と言われた場合、reference point(基準点)がないので、周囲の友達を不快にさせ、そこで会話は突然終わります。でももし父親は亡くなったと嘘をつけば、みんな同情してくれるので、ときどき嘘をついていました」

高校のとき、みんながシェークスピアの勉強をしているときでもアラーナは勉強どころではなかった。
「十四、十五、十六歳という思春期には、まったく勉強に集中できず、セラピストにAIDで生まれたことを告白しました。すると勉強に集中できないのは『あなたが自分のアイデンティティがわからないから』と指摘されました」

アイデンティティの半分が空白状態という苦痛と、子供ができない不妊夫婦の苦痛とを比べることはできないが、不妊夫婦の場合、子供ができた段階で目的を達成することができる。しかし、生まれた子供はアイデンティティが満たされないまま生き続けなければならない。
「ボーイフレンドができると、だいたい一カ月後に自分がAIDで生まれたことを告白します。隠すことに罪悪感があるからです。そうすると、そのボーイフレンドは静かに去っていきます」

母親は、自分がAIDで生まれたことをそれほど大したことではない(no big deal)と思っているという。
「母親とはAIDについて話したことがありません。母親は私がAIDで生まれたことで悲しんでいることを受け入れる余裕はありません。親にすれば人生の一大決心に違いなかったけれども、どうして自分のアイデンティティの半分がわからない状態に、意図的に子供を置くことができるのかわかりません」

「私と同じAIDで生まれた人たちの多くとインターネットを通して仲間になりましたが、彼らは私と違って、ある程度年を取ってから出生の真実を知らされました。その瞬間、何もかも手につかなくなり、家族全体がhuge melt down(大融解)したといいます」

アラーナは、いかなる形の配偶子の提供にも反対する。たとえ提供がなされたとしても匿名性に反対する。「匿名は、子供からみると大きな問題が生じます。匿名での提供となると家族全体がバラバラになります。カップルが不妊に直面したとき、養子やfoster care(里親=養い親=制度。公的機関が紹介や運営をする、孤児や棄児を養育する制度で、児童養護施設や個人の家庭などが使われる)があります。他の子供を救済するいろいろな方法があるのに、そういうことはしたくないと言って、提供配偶子に頼ることは、生まれてきた子供をとてつもなく傷つけるのです」

確かに、半分でも夫婦の血がつながった子供をもうけたいという本能に近い欲望があることを私は否定しない。しかし、そういう親の自己決定権や幸福追求権が、生まれてくる子供が抱くであろう感情よりも優先されるとは思わない。自分の半分が誰なのかを知りたい気持ちは、精神的な安定には必要不可欠ではなかろうか。

●トムのケース −「子供を持つ権利ない」

イギリス人のトム・エリス(二十七歳)は、二十一歳のときにAIDで生まれたことを告知された。家族の関係がおかしくなり、家族全員がセラピストに診てもらっているときだった。そのセラピーの途中で、トムの出生の真実を最初にセラピストに伝えたのは、母親だった。

「母親は、そのことが少しはセラピーに役に立つかもしれないという程度の情報としてセラピストに伝えただけです」
母親はセラピストに伝えると同時に、本人にも伝えた方がいいと思い、事実そうした。父親はずっと秘密にしたかったが、母親は彼の同意を取らなかった。

最初に言われたとき、トムはどう反応したらいいかわからなかった。その深刻さがわからなかったのだ。しかし今は、母親に対する怒りを収められないでいる。

「母は、自分がやったことが私を相当傷つけたことはある程度受け入れたが、それは非常に表面的なものだ。母はそれ以上のことを理解したくないと思っている。そこで線引きをして『もうわかった。私は間違ったことをしたことを認めるから、もうそのことは忘れよう。これ以上考えるのはやめよう』と私に言った」

トムは母親にshut up"と言われた気持ちだという。だから怒りは増す一方なのだ。どんな形にせよ、配偶子提供で生まれた子供は、その生物学上の父親や母親が誰であるかを知る権利があるとトムは言う。
「もしも自分の出自を知る能力を子供に与えないのならば、新しい生命の創造にかかわらない責任が人間にはある。私はすべての人に子供を持つ権利があるとは思わない。もしも夫婦が不妊であるとか、パートナーがいないとか、一緒に子供を作ることができない同性結婚の場合、第三者を介してまで子供を作る権利はない。それはまさに生まれてくる子供の権利を侵しているからだ」

日本の国会議員が卵子提供で妊娠していることについて、トムは言う。
「子供を持つ権利があるとは思わない。卵子を提供する側と受け入れる側の同意の問題ではない。生まれてくる子供は同意するはずだという前提で実行することは無効だ。その子供の人生が、親が取った行為で著しく侵害されるからだ」と。

●クリスティーンのケース −「まるでモルモット・・・⊥

クリスティーン・ウィップさん(五十五歳)が、自分がAIDで生まれたことを知ったのは四十一歳のときだった。social father(社会上の父親)と呼ぶ育ての父親は、彼女が六歳のときに病気で亡くなった。その後母親は再婚したが、その父親は自分がAIDで生まれたことを知らなかったと確信する。

子供のときから何か変だと思ったのは、母親は手紙をそれほど頻繁に書く人ではなかったのに、定期的にクリスティーンの写真を撮って、長い手紙とともに投函していたからだと言う。母親はクリニックに、クリスティーンの成長ぶりを報告していたのだ。

「まるで自分がプライベート実験のモルモットのように感じました。私は大学に行かなかったし、大したことをしていないので、母にとっては大きな失望だったと思います」

決定的におかしいと思ったのは、生物の時間で遺伝を習ったときだった。育ての父親は髪の色が黒く、目は茶色。母親は金髪で目は育かった。遺伝の授業で習ったのは、茶色の目が優性遺伝子ということだった。クリスティーンは目が青かったので、ひょっとして育ての父親は本当の父ではないと思うようになった。しかし、そう考えること自体、不快な気持ちになるので、すぐに打ち消した。ある日そのことで、母親に問いただしたこともあるが「あなたにはまだ言えない秘密がある」と言われただけだった。

四十一歳になったとき、母親から突然手紙が来た。そこには「私はクリニックに行って、他人の精子を提供してもらった」と書かれていた。それ以来母親とは会っていない。「精子を提供してもらうというのはおかしいです。お互いに会わないで、握手もしないで、何もしないで、精子だけをもらうのですよ。たとえ精子提供を使ったとしても、それを子供に隠すのは絶対に許せません」

クリスティーンはまた、「欲されてこの世に生を授かったのだから、感謝すべきである」 という意見に対し、こう答える。
「非常に汚い言葉を使って反論することもできますが、丁寧に言うと私には感謝の気持ちはまったくありません。父親、祖父母、その親戚たちとの関係を持つ機会を失って、どうして感謝する気持ちがわいてくるのでしょう。誰がそういう機会を奪われて感謝する気持ちが出てくるというのでしょうか。もし子供が普通に生まれて、生まれる直前に父親が死亡すれば、みんなそれは悲劇だと言いますが、私の場合は悲劇ではないのでしょうか」

取材した三人とも、空白の半分を埋めるためには出自を知る権利が法律上認められるべきだと異口同音に言う。


壮大な社会的実験の犠牲者

今まで不妊治療といえば、もっぱら不妊夫婦の苦悩に焦点が当てられ、生まれてくる子供の視点が欠如していた。幸福追求権とか自己決定権とかいう響きのいい言葉で不妊夫婦の権利だけが強調され、生まれてくる子供の権利はほとんど語られなかった。私が昨年上梓した『代理出産−生殖ビジネスと命の尊厳』(集英社)に登場するマーケル家も、人工授精型代理出産と体外受精型代理出産で三人の子供をもうけたが、決して幸福な家庭には見えなかった。特に子どもたちの思春期の葛藤は、母親でも想像できなかっただろう。

AIDで生まれた人は、親の離婚のような家庭内での重大事のときに出生の真実を知らされることが多い。とくに日本の場合、今も精子提供は匿名が条件で、しかも親は真実を子供に知らせたがらない。海外でも、最近は出自を知る権利が法律で認められつつあるが、以前は匿名による提供であった。

しかし、大人は隠しているつもりであっても、子供からみれば、家族内に何となく漂う緊張感や違和感から、ずっと「何か変だ」と感じている。そして、とうとう出生の真実が知らされたとき、当事者はどんな気持ちになるのか、その後の人生に及ぼすであろう影響や禍根がどれほどのものであるかは、つい最近になるまで明らかにならなかった。いや、明らかになっても、広く知られるようになったとは言えず、相変わらず「大人の視点(親のエゴ)」から語られることが多い。

生殖補助医療というのは、子供が生まれればそれで目的達成ということではない。その子供が大人になるまでの成長の過程も考えなければならない。歴史の浅い現時点では不確実性要素があまりにも多い、壮大なsocial experiment(社会的実験) でもある。

この生殖医療にもグローバリゼーションの波が押し寄せていることを考えると、私は不快な気持ちになる。第三者を介する生殖医療で、他人の女性をリスクにさらす代理出産の場合、インドでは世界中から注文を取り、そのビジネスは年間五億ドルにものぼる。卵子提供や精子提供など配偶子を提供する場合でも、例えばデンマークにあるクリオスという精子バンクはその精子のうち三分の二は海外に送っているという。

生殖医療に携わる医師たちの責任は重い。というのも、人類の長い歴史のずっと先の将来に何が起こるかわからないまま、治療″という名の下に、患者のエゴイズムを際限なく拡大させているからだ。あまりにもエゴな生命操作をしていると、遠い将来、自然から思わぬ復讐を受けることになり、挙句の果ては、人類は自滅に向かうのではないかと考え込んでしまう。

クリスティーンは最後にこう言った。
Why should the pain of childlessness of one generation take precedence over the needs and natural rights of the next?
(二つの世代の、子供ができない苦痛が、一体どうして次の世代のニーズと自然権に優先するのか)

この言葉の意味を深くかみしめる必要があるのは、第三者を介する生殖医療に頼る夫婦だけではなく、医師たちも、そして私たち一人一人でもあるのだ。

引用終わり

酷すぎる、やはり自分達夫婦の体外受精までとすべき。それ以外は子供を不幸にする。
親のエゴでは???野田聖子は人類の敵、屑だと思う。捨てられた子供を養育すべきだ。
アンジェリーナジョリーのように・・。
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2012年01月14日

野田総理 詐欺師 民主党議員 全員追放

以下の動画みてください。

民主党は最悪、詐欺師集団です。我が選挙区の本多平直を必ず落選させましょう。必ずです。

二度と議員にしてはいけません。犯罪レベルです。これは犯罪です。逮捕レベルですね。






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2011年11月18日

TPP 参加後の日本の医療と社会

TPP参加すると日本の医療と社会は下記のように必ずなります。
国民皆保険は必ず崩壊しますので記憶してください。そこのTPP推進者!!

マイケルムーア 【シッコ】より

国家が医療保障を放棄し、自己責任で切り捨て
 
アメリカの庶民は、まともな医療を受けることが出来ない。映画は、交通事故で足にけがをした男性が、裁縫針と糸を使って自分で傷を縫う映像から始まる。2本の指を切断した別の男性は、接合手術の費用が、中指6万ドル(約700万円)、薬指1万2千ドル(約140万円)と告げられ薬指の接合を選択する。中指はゴミ箱行きだ。夜の街、タクシーは年老いた女性を力ずくで降ろして去って行った。女性は無保険者だった。金が無いから病院が追い出したのだ。無保険者は肋骨や鎖骨が折れたまま、傷も治っていないのに、点滴のチューブを付けたまま、裸足で病院のベッドで寝ていたままの格好でたいていは貧民街にゴミ同然に捨てられる。
 アメリカでは、高額な医療費を払えないため治療を拒否されて死亡する人が毎年1万8000人にも上るという。

 病気になれば生活が破綻 中流家庭が一気にホームレスに転落
 
アメリカは、先進国では国民皆保険の制度が無い唯一の国で、5000万人が医療保険無しの状態に置かれている。国民の約8割、2億5千万人は民間の保険会社と契約して医療費を支払うという制度になっている。この映画が取り上げるのは、医療保険に入っており治療が受けられるはずの2億5千万人の人たちである。だが保険料が高額であったり、ガン、エイズ、心臓不全等々の既往症があると加入できない。痩せ過ぎも太り過ぎも保険に入ることが出来ない。やっと保険に入れても、民間保険会社は利益を最優先にするため、あれこそ難癖を付けて簡単に治療を受けさせてくれない。
 ある夫婦が自己破産をした。夫は心臓発作を繰り返し、妻はガンになった。保険に入っていても補償額の上限を越える自己負担分があまりにも大きいため生活が破綻、自宅を手放した。子供に頼るしかない両親はゴミ扱いされ、物置に住むことをやっと許される。
 アメリカで最も多い破産の理由は「医療費」で、しかも破産申請をした75%は民間の医療保険に加入していた人たちであるとされる。

 保険会社が治療方針を決める理不尽
 
マイケル・ムーア監督は言う「医師は患者の治療を始める前に保険会社にまず連絡し、治療を行う許可を得なければなりません。その仕組みを知っていますか?医師は患者を診察してから部屋を出ます。そして、保険会社に連絡をして、保険料が出るのかどうかを確かめる。もし保険会社が支払いを断れば、『あなたは治療できない』と患者に告げるのです。本当に残酷な制度です。」
 交通事故にあった女性は意識を失い救急車で病院に運ばれた。だが事前許可のない救急車は保険が下りなかった。女性は怒る「いつ保険会社に連絡しろと言うんですか、救急車の中で携帯をかけろと言うんですか」
 耳が聞こえない幼児をもつ夫婦は、保険会社の許可を得てようやく片耳だけ手術にこぎ着け聞こえるようになったが、もう片方は手術の許可が下りない。業を煮やした夫婦は、手術の許可を与えなければマイケル・ムーアに訴えて問題にしてもらうと保険会社に通告した。すると保険会社から「ラッキーなお知らせです」と連絡が入り、即座にもう片方の耳の手術に許可が下りた。

 命を食い物にする医療・製薬・保険業界と政治家の支配 

ある女性はガンが全身に広がっていた。日本で診断をすると脳腫瘍にもかかっていた。しかし、アメリカの保険会社は検査を認めない。命を救えたはずの患者の手術を医者は拒否。医者が治療を拒むことが保険会社の利益になっている。患者の治療をしないことで保健会社は金を節約し「最大限の利益」を上げている。こうして、保健会社が太り、3900万人の重症者が放置されている。
 ムーア監督:「病院で費用を心配しないで治療を受けるのは基本的人権だよ。ところがアメリカでは、治療は金もうけの手段なんだ。金を稼げないと分かった患者はすぐオサラバさ。」

 キューバ医療の優位性を事実で示す 

映画はカナダやイギリス、フランスの医療費が自己負担をほとんど必要としないことを紹介しているが、なんといっても圧巻はキューバ医療である。
 9・11でニューヨークを守った消防士、レスキュー隊員など、ボランティアで働いた人々は6年後、呼吸器障害となったり再起不能となっている。しかしアメリカは、これらの人びとを治療せず、死ぬのを待っている。一方、9・11の「容疑者」(それ自体怪しいが)は、グアンタナモ基地の病院で最高の医療を受けている。健康管理も万全。グアンタナモ基地の囚人は、9・11の英雄たちよりも良い医療を受けている。
 ムーア監督は9・11の英雄をグアンタナモ基地の病院で診てもらおうとマイアミからボートでグアンタナモ基地へ渡るが拒否されてしまう。やむを得ず「悪魔の国」と宣伝されてきたキューバの街に入って医療を受けようとハバナ病院を訪ねる。キューバの医師たちは暖かく迎える。
 キューバは世界有数の医療大国。幼児死亡は米よりも低く、医療費は米国よりもはるかに低い。同じ薬が、米国では14000円、キューバでは6円。ハバナ病院では、アメリカ人もキューバ国民と同じ医療が無料で受けられる。アメリカの消防士たちは、無料の医療、最高の治療に信じられない思いであった。そして、充分な医療を受けることができると分かり感激の涙を流す。
 キューバの消防士は、アメリカの英雄に敬意を払って、消防署に招待した。キューバには、相手を思いやる本当の人間がいた。

あともう一点

TPP参加後、共済は一切、廃止、外郭団体みなし公務員も全て民営化することになります。
また

公務員の給与

全員 年収 300万 程度になります。
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2011年11月11日

TPP参加後の日本の医療!!

植民地日本はTPPに参加することになるでしょう。そして下記のようなアメリカのような素晴らしい
医療が受けられますよ!!(皮肉ですが・・)

News Week


アメリカの医療保険制度は最高だ!
What's Not to Like?

以前癌になった私は失業したら2度と保険に入れない、治療費が生涯限度額を超えれば保険会社は一銭も払わない、さらに悲惨な無保険者は4700万人──いったい何が問題なのか

2009年08月04日(火)18時06分


申し訳ないが、私はアメリカの医療保険制度は現状のままでいいと思っている。私は医療保険に加入しているし、4700万人の無保険者のことなど知ったことじゃない。誰かがバラク・オバマ大統領と議会を止めるべきだ。医療改革法案を葬れ! 私は今のままのほうがトクなのだ。

「医療の公営化」に反対する手紙を大統領に出し、「私のメディケア(高齢者医療保険制度)に手を出すな」と書いた女性に私は賛成だ。メディケアが公的医療制度であることはともかく、そうこなくては!

 私が連邦議員たちと同じ高水準の保障を得ていい道理などあるだろうか。法案に反対していた民主党の保守派議員などは「ブルー・ドッグ(青い犬)」と言われるだけあって顔色が悪く、たくさんの医療サービスを必要とする。私のような一般人の保障など、それより少なくて当然だ。

 私は数年前に癌を患った。今の職を失えば、もう2度と医療保険には加入できないという事実を、私は気に入っている。私の住宅保険とそっくりだ。空き巣に入られたら契約を解除された。

 癌の再発については考えるのも恐ろしいが、そのときに直面する究極の選択にはぞくぞくする。数十万ドルの医療費を払うために家を売るか、死ぬかの選択だ。

 高額治療費を保障する保険が存在しないというのも素晴らしい。私の医療保険(結構、恵まれたものだ)は、最先端の癌治療にかかった費用の75%しか保障してくれなかった。癌で苦しみながらも自己負担の大金を支払わされる──これこそあるべき姿ではないか

年間保険料2万5000ドルが何だ
 多くの医療保険に、生涯支払い限度額が設定されているのもこたえられない。契約書の文字が小さ過ぎて見落とした人のために解説すると、保険からの医療費支払いが一定限度額を越えると、それ以上はびた一文払ってもらえないということだ。実に公平だ。

 公平と言えば、どんな治療が保険の保障範囲に入るかを決めるのが医者ではなく、コスト削減を至上命題とする保険会社の事務屋たちだというのも公平に思える。何と言っても、医療のことをいちばんよくわかっているのは保険会社の連中なのだから。

 そう、現状は保険会社にとって最高だ。最近知ったのだが、私たちが支払う保険料には、保険会社の事務費やマーケティング費用、利益などが手数料として含まれている。ミネソタ大学の研究によれば、保険会社の保険料収入の最大47%は医療費以外の手数料に使われている。優良な保険会社でさえ、30%近くを医療以外の目的で使っている。素晴らしい。

 さらに朗報がある。企業が提供する医療保険に加入するアメリカ人は現在、1世帯当たり年間8000ドルの保険料を支払っているが、大統領経済諮問委員会によれば、25年までにはそれが2万5000ドルまで増加するという。医療保険改革の支持者はこれを「持続不可能」と言うが、そんなことはない。

 そもそも、彼らはどうしたら「公的保険」などというバカげた構想を信じられるのだろう。寡占状態にある保険業界に努力を促すには競争が必要だなどと、本気で信じているのだろうか。競争を尊ぶ資本主義などという言葉があったのは大昔のことだ

私は、営利企業である保険会社が連邦政府の資金にタダ乗りして儲ける現状こそ望ましいと思う。私たちは、企業が困ると政府が助けるという優れた福祉制度をもっている。メディケア受給者向けの処方薬を提供するプログラムを政府の代わりに運営することで、保険会社は政府から数千億ドルの手数料を受け取っている。その制度に手を触れてはいけない。腕利きロビイストが手塩にかけて作り上げた傑作を、ぶち壊しにすることになる。

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2011年05月11日

加須市議会議員 中山幸一氏 淫行で逮捕!!

やはりうさんくさい男だとは思ったがやってくれましたね。

産経記事

以下↓

埼玉・加須市議、女子高生にみだらな行為 「年齢は知らなかった」容疑で逮捕2011.5.11 16:05


 埼玉県警少年捜査課と川越署は11日、県青少年健全育成条例違反の疑いで、加須市鴻茎、加須市議、中山幸一容疑者(37)を逮捕した。

 少年捜査課の調べでは、中山容疑者は2月23日、東松山市のホテルで、当時県内の公立高校2年だった女子生徒(17)にみだらな行為をした疑いが持たれている。

 少年捜査課によると、女子生徒は平成21年5月に出会い系サイトで知り合った相手から中山容疑者を紹介され、同年秋から2、3カ月に1度の頻度で会っていたという。今年3月14日、女子生徒が母とともに川越署に相談して発覚。中山容疑者は「年齢は知らなかった」などと容疑を否認しているという。

 中山容疑者は19年の騎西町議選で当選した後、合併による新市発足に伴う22年4月の加須市長選に出馬するも落選。今年4月の加須市議選では無所属で立候補し、2030票を獲得しトップ当選を果たした。

 加須市議会事務局では「何も知らされていないため、コメントできない」としている。

引用終わり

やはり働いた事の無いニート人間なのですね。きちんと働く事がまずは大事ですね。一応プロフィールにはえらそうな”ITコンサルタント”となっていますが、まあほぼ嘘でしょうね。まずは自分で稼ぐ事が大事です。胡散臭いのはやはりあたっていました。こいつは恐れ多くも加須市長選も出ていた馬鹿者です。

こいつを応援する人間は騙されたのですね。犯罪者は今後一切政治に関わらないでください。

中山幸一 オフィシャルサイト

これ見てください、犯罪者のお顔ですよ。何が議員は名誉職ではない→はぁ?ですね。むしろ君の生活支援する機関ではないのですよ。議員は。普通にハローワークへ行って働いてください。まあ犯罪者を雇う所はありませんが・・・・。ブログをみてください。逮捕前日まで更新していますが、東日本大震災の支援をしているらしいですが、何の目的なのか???ですね。今後は自分の子供たちや家族を何とかするべきでしょうね。普通は離婚でしょうが・・・・。

若い市議会議員はどいつもこいつもうさんくさく、いい加減な人間が多そうですね。

何度も言っていますが

まずは働け!!!!

加須市議会議員 中山幸一氏という犯罪者を政界から永久に追放しましょう。!!!

加須市の政界を浄化させましょう。!!!
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2011年05月03日

とちの木号 久喜〜なんば

今年の5月の連休は去年に引き続き、大阪を旅行します。(今は旅行中ですが)
昨年はのぞみ号で往復しましたので酷くコストが高かったので、本年は夜行バスを使いました。久喜から出ている

とちの木号です。↓

DSCN7308.JPG

夜なのでうまく撮れませんでしたが二階建てバスです。久喜〜なんばまで8900円です。新幹線よりも6000円くらい安いです。
席は独立したものでこんな感じです。↓

DSCN7317.JPG

リクライニングもできますしオットマンもあって快適です。
車内の構成はこんな感じです。↓

DSCN7313.JPG

車内の全体はこんな感じです。↓

DSCN7319.JPG

まあまあの広さですね。本当は7時になんば到着だったのですが、やはり連休の渋滞で10時半でした。まあ仕方が無いですね。
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2011年04月27日

市議会議員は日当制にすべき

北埼玉のグルメやおすすめを紹介していきたいが言いたい事があるのでこの場で発言します。

先日、市議員選挙があった。
様々な方々が当選されているが、彼らの経歴みれば役所の方々よりも学歴も低く職歴も???なので馬鹿にされてしまって意味の無い存在となるでしょう。トップ当選の得票数などあまりにも酷く私の高校の自治会長選の得票数よりも低いのは笑えます。特に若い議員などまともな仕事をしたことが無く、ごろつきのような方々なので、益々市民から馬鹿にされてしまうでしょうし、実際私はそう見ています。だいたい仕事をまともにした事が無く政治に顔を出すというのは異常性格者だと私は考えます。

まあそれはいいとして少なくとも議員は日当制にすべきでしょう。今の彼らの報酬は高すぎます。少なくともわが町の平均所得以下にすべきです。何の生産活動もしていない寄生虫なのに酷すぎると思うのです。第一自分の食い扶持を獲得できない人間に政治をしてほしくありません。よっぽど学校のPTA会長や役員の方々のほうがいい仕事をしています。彼らはほぼ無報酬です。そこで提案です。

@市議会議員は専業にしてはいけない。
A選挙活動はネットのみ→ネット投票のみ
B裁判員制度のようにできるだけたくさんの人々になってもらうようにする。(輪番制で)
C既得権益を防止するため、2期まで
D生活主体であるサラリーマンがそのまま仕事をしながらできるような議会活動とする。
(PTA役員よりも絶対的に楽でしょうから)→土日に議会開催。

今の議員達は若手政治家も含めてやってるふりばかりをしているのである。生活者ではないし搾取者として物事を考えているように見えます。胡散臭い若手は、彼らがよく攻撃している高齢な議員よりも実は酷い存在だと思います。今市議会に必要なのは実際生活している人たちの声です。市内には沢山いるでしょう、彼らよりも見識の高い人たちが。

制改革が望まれます。まずは我が市から?

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2011年04月13日

原発重要情報

本当は北埼玉をどんどん紹介したいのですが、そんな気になれません。もしかすると今後永遠にこの地は毒されてしまうかもしれません。

以下は放射能予報です。ドイツの気象庁HPです。



ドイツ気象庁 福島放射能予報




そして重要ですが、一応まともなことを言っている人のブログ。

中部大学 武田先生

東工大や東大の先生は完全に毒まんじゅう(裏金)を食ってますので信用しないでください。





posted by Take at 12:23| 埼玉 ☁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月02日

元GE 原発設計者の証言

北埼玉も原発の影響をおそらく永遠に受ける事でしょう。双葉町は二度と住めなくなるかもしれません。

私は今はSCMをやっておりますがほんのちょっと前まではEngineerだったので老朽化した工場設備がどうなのかは一般人よりも熟知しております。本日紹介するのは元原発技術者の証言です。まったくもって事実です。

元GE技術者 証言

命はほんとうに輝いている」


2003年3月31日 三重県海山町

●原子力の技術は全然確立していなかった

  核の平和利用という話からそういう話へ行きましたけれども、私が原子力の世界に足を踏み入れたのは、その平和利用という言葉にだまされてです ね、ちょうど第1次オイルショックの頃ですね。日本は本当に石油がこなくなるというので、トイレットペーパー騒動という言葉をみんなも記憶しておられると 思いますけれども、建材は市場からみんな姿を消してですね、実際無くなったわけじゃないのです。僕も後で分かったのですけれども、みんな売り惜しみして、 ピータイルとかそういう建材はしまっておいただけなんですけども、とにかくオイルショックというのが起きました。

そういう時にこれまたどういう縁か、広島 出身の先輩で僕に仕事をたたき込んでくれた6歳ほど先輩がいるのですけれども、その人が10年ぶりに尋ねてきて、 原子力の平和利用にどうしても力を貸してくれということで、無理やりGEに引っ張って入社させられたんですね。ですから、エネルギーもない国なんだから、 とにかく中東のその湾岸諸国の横暴に日本が振り回されてはいかんということで、原子力でやっていかなければいかんということで、あまり原子力のことを深く 考えないで、その先輩の言葉を信じて入社したわけです。

  いろいろやってきたわけですけれども、実際に働いてみますと、原子力の技術というのは全然確立していなかった。もう詳しい話は技術的な専門的な話になりますのでいいませんけれど、とにかくハチャメチャなんですね、施工で。施工というか原発を造っていく工事の段階で。工事のミスが出るということは人間のやっていることですから、よく起こることですけれども、問題なのは設計そのものも十分検討されていない、いいかげんな感じで工事が進められていました。ですか ら建設中にしょっちゅう変更がある、そのことにもびっくりしましたけれども、送られてくる図面があちこちぶつかっていたり、そういうことにもびっくりしました。自分でチェックしてみて余りにもぶつかっているので、びっくりしましたけれども、とにかく確立された技術じゃないということです。

●技術万能というわけにはいかない

  ですから、その古い原子力発電所が危険だということはもちろんいえますけれども、新しい原子力発電所だから安全かというと、そんなこともありません。新し いものにすると、また新たな問題がどんどん出てきている。僕は今度の旅で新潟県の柏崎・刈羽原発のPR館に行って、さんざんこんなに良いという宣伝を聞か されてですね、改良型がどうのこうのと聞きましたけれども、まったく世界でも新しい、アメリカにはない 135何万KWというような炉でもしょっちゅう事故っています。もうまたかというぐらい、数えきれないくらい事故っている。それは何故かというと、確立された技術ではないからです。これはその溶接技術だとか、金属のことを扱う学問として冶金工学といういい方をしていますけれども、そういう冶金工学上の現代 技術の限界というものもあるんですね。そういうものを隠したまま、もう技術は大丈夫だというような事をいいながら原発を造っております。

 それはいくら安全だといっても、運転してみればわかることで、絶対こんなことがあっちゃいかんというような、炉の中の大事な部分を支えている大きな部品が 360°、1周にわたってヒビ割れだらけになって、それを何とか補修したら、今度は下の方にまた 360°ヒビ割れして、それをまた補修して。そんなことではどうしようもないということで、その部品を大がかりに交換したりもしております。
  新しいものには新しい技術的な不安があります。今いったように技術万能というわけにはいかないんですよね。どんなものでも故障は出ます。車でもそうです。 ですけれども、原発の場合はいったん事が起きたら、みなさんもチエルノブイリの事なんか新聞、テレビでよく見ておられると思うんすけれども、いったん事が あった時には大変です。電力会社や国はそんな事は絶対に起きないということをいいきります。僕は東京電力に交渉したりいろいろしましたけれども、とにかく 起きないといいはるわけです。でも実際、電力会社は自分の原発のことを知りません。僕がいろいろ説明をしますと、「へえっ! そんなことあったんですか」 といってびっくりするわけですけれど、調べてみると僕が言った通りになっていると。でも今更運転している原子炉を止めて、配管を全部取り替えるなんてこと は出来ない、「見ているから大丈夫です」の一点ばりなんですね。とにかく電力会社は現実を知りません。

  それはそうですよ。原発の工事現場では、電力会社が一番上にいて管理しているわけですけれども、実際に工事するのは東芝や日立や日立プラントや、IHI (石川島播磨重工業)や三菱や三菱重工、そういった原発メーカーの人達が管理してやっておりますし、いろんな不具合が出てきたときには、自分たちに不利な 事は当然お客さんの電力会社には隠しておくようにします。

下請け、孫請け、曾孫くらいが工事しているのが原発現場ですから、そういうところで起きた事故、 建設中ですからミスですね、工事ミスを包み隠さず上の会社にいうかというと、まずいいません。そういうことを素直にいってくれというとを、電力会社はよく 現場の所長会議とかでそういうことをいうんですけれども、決していっていません。いっていたら現場から締め出されてしまいます。そんなことやる業者を使うなという圧力がかかりますので。ですからなかなか理想的な工事はできない。こういう工事の不具合のことをあまり今日いうつもりはありませんので、技術的に関心のある方は後で聞いてくれれば、僕の分かる範囲内で答えます。

●柏崎・刈羽原発のPR館で素性が割れて……

 僕が言いたいのはですね、僕が反原発の方に身を投じまして、全国の原発のある所を回わりました。でも何カ所か行かなかった所もあります。それは今回新潟行きましたけれども、新潟県の柏崎には行っておりませんでした。というのは、僕が50cc バイクで1年何カ月かけて全国回ったのですけれども、福島県から新潟県に会津を通って只見を越えて新潟に入ろうとしましたら、山の上で雪が降ってまいりまして、50ccバイクでは雪の中を走るのは危険ですので断念して、また太平洋側に戻って旅を続けましたので、日本海側に行けないでしまったのです。

  今回行ってみましたら、柏崎・刈羽の東京電力のPR館、立派なものが出来ておりましたけれども、そこの案内、女性がしているのですけれども、あんまり安全 だって嘘ばっかし言っているものだから、ちょっと若い女の子にいってもはじまらんけれど、あんまり嘘いうもんですから、「ここどうなっているんですか」と ちょっと変な質問したら、当然答えられないんです。それはものすごく安全に関係あることなんですけれど。そしたらそれを上司の方にいって、すぐ東電の社員 が2人飛んできましてですね。相手が僕だっていうことがわかったら、そのうちの1人は福島原発1号機から6号機まで全部の建設に携わったという人で、僕の方は記憶なかったのですけれど、その人は僕のことをよく知っておって、当時随分お世話になりましたってお礼いわれてですね、見たくもない実際の原発の方も 見てくれっていわれて、特別にすぐ手続きして、彼の車に乗っけてもらって、いろいろ案内してもらったのですけれども。僕に対しては安全だということはいい きれんものですからね、あんまり心配しないでくださいよって、ただそれだけなんですよ。ただつい一般の人には絶対にいわんような事もいいましてね、これは技術的なことになりますが。

  今テロが盛んになって、アメリカやなんかで心配されていますけれど、日本も原子力発電所の最上階にジェット機がぶつかったらどうだとか一生懸命いわれています。原子力安全委員会と東京の原子力資料情報室なんかのやりとりを聞いていましても、壁を貫通するとかしないとかいう、そういう計算でやりあっていますけれども、そういうテロに関することでですね、その東電の案内してくれた人がリアクタービルディング(原子炉建屋)の屋根はもう無いのと一緒だろうという ことで、もう見た目には屋根はあるけれど、力学的には何もオブラートかウェハースみたいなもので、無いのと一緒だよと。というのは50・ 角くらいあるそのリアクタービルディングというのは、そこの最上階に柱が外郭以外は1本も立っていないのですね。

クレーンが建物の壁から壁にずっと動き回りまして、大きなクレーンが床いっぱいどこにでもものを運んでいけるようにするために、柱が1本も立っていないのです。50・くらいの屋根が1本も柱がなかったらどうするかというと、屋根を軽ーくするしかないですね。大きくは鉄骨のトラスというもので、鉄橋の橋桁なんかで鉄骨でギザギザにやっていますよね、ああいうのをトラスといいますけれども、そういうものが走っていて、その上にある屋根は非常に薄いブリキの板なんですね。僕は折れ式屋根という、よく 倉庫の屋根なんかに使っているトタンを大きく山形に折った屋根がありますが、ああいうものの上にシンダーコンクリートという軽石みたいなコンクリート、軽 量コンクリートを打っているのかなあと思っていたのですけれど、今回現場に行って屋根を見ますと、そういう大きな山形じゃなくて、何かお風呂のすのこ板みたいな形をした鉄板が、鉄板といってもブリキみたいなものですけれど、それが張ってあるんですね。その上にやっぱり薄いコンクリートが打ってあって、強度はまったく無いです。

●アメリカの後押しをすれば、日本の原発もテロの対象になってしまう

  その事は東電の人間だってよく知っているから、そんな話をひょっといったんですね。横の壁が最上階だけは薄いんです、実は。最上階から下はものすごく厚いのです。だからこれは横からはジェット機が飛び込もうが、大きな大砲ぶち込もうが原子炉まではいきません。それは間違いなくいえます。だけど最上階の壁はやっぱり薄いのですね。薄いといってもある程度の厚さはあるのです。50・くらい、正確な数字は覚えていません けれども、普通のビルにくらべたら厚いんですね。そのことを何故かということをいったんです。昔、タービンがぶっこわれてですね、リアクタービルディング まで飛んでいったことがあるんですね。

要するにタービンがミサイル化して、横に飛んでいったことがあるんです。 そこまで飛んだんで、横からタービンがぶっとんでくるということを考えて、タービンミサイルの防護のために壁を厚くしてありますというんですよ。そういえば、昔タービンが飛びましたがね。というのは僕がいる現場じゃないけど、先輩からそういう話聞いていますよといったら、そうなんですよといって。だから最上階の壁も少しは厚くしてありますというんですけれども、これはジェット機が燃料満載して飛び込んでいったらもつ厚さではないです。ただ単純にタービンの羽がぶっとんでいったら、そこでくい止められるくらいの厚みぐらいしかないですね。

  屋根は今いったように全然ありません。だから、日本がアメリカの後押しをして今アフガンに対して軍事行動をとりつつありますけれども、法律まで変えて。そうするとタリバンはアメリカが軍事行動を起こしたら日本も敵とみなすという宣言してますね。それはそうですよね。もう航空母艦にしろ、いろんなアメリカの軍隊が日本から出ていきますから、 日本はもう米軍の基地そのものと見るわけです、タリバンは。それも物資の輸送から、湾岸戦争の時はお金もちゃんと出しましたよね、たくさんのお金を。今回 だってお金出させられるでしょう、終わったら最後に。ましてイージス艦を出すとかいってますと、日本の原発もテロの対象になってしまう。日本を敵国とみなすということで報復しようと思ったら、イギリスやイタリア、ドイツ、ロシアとかいうような国のように軍事力で空から海から攻めてくるわけにはいかないですから、もうテロしかないんですね。そうしたら、原発なんか一番対象にされちゃう。それをやられますと、もうたまらんのです。

  さっきいったリアクタービルディングの最上階の屋根というのは薄いですから、別にジェット機が燃料満載してつっこまなくても簡単に屋根は破れます。おもちゃのロケット弾みたいなものぶちこんでも穴は開けられます。でも、穴が開いただけじゃ原発の大事故にはならんだろうと、こうみな思うかもしれないんですけれども、上から何かものを落として燃料プールというのの中で爆発されたら、もう大変なんです。燃料プールというやつは、蓋がしてないんですね。最上階の 床に大きなプールがありまして、そこに使用済燃料というものがぎっしりつまっていて。それはプルトニウムという毒物をいっぱい含んでおりますので、そこが 爆発して大気中にそういうものが飛び散ったら、どれだけ大きな災害になるかと、予想もつかないくらい大きい災害になるのですね。そういうことが簡単に起こるのです。

●原発が嫌になった2つの理由・・ヒバク労働とお金

  ですから原発は事故もそうですし、テロに対してもそうですし、危険性という点からいけば、まったく割に合わない発電方法です。先程もちょっといいましたけれど、お湯を沸かすだけなのですよ。原子力発電所といったらですね、原子力で特殊な方法で電気を作っていると思ったら大間違いなんです。お湯を沸かして、 その蒸気でタービンを回している点では火力発電と何にも変わらない。ですから「原子力やかん」といった方がいいのです。
  ただお湯を沸かすだけのためにですね、なんでそんな危険なことをしなきゃいけないかということになってくるんです。原子力に関して、その危険性のいろんな ことをいっていく時に、どうしても技術用語や専門用語が出てきてしまうので、初めての人には話しにくい面もあるのですけれど。

僕が何で原発が嫌になったかというと、最初は原発こそ自分がぶつかっていくべき対象だと思って、情熱のすべてを傾けてやってきたのですけれども、原発を離れましてですね。だんだん、だんだん、原発が嫌になって、それで最後には原子力発電所を目の敵にするくらい嫌になってしまったのです。
  その大きな理由の一つはですね、原子力発電所が動いている限りは、被曝労働者を必要とするのです。必ず自動車でも車検がくると、高いお金かけて車を整備してもらいますけど、原発も毎年止めて、炉を点検して修理したりしなければいけないのですけれど、これが大体が被曝作業なんですね。

  僕は原子炉のリアクタービルディングと呼ばれているような一般的な配管とかバルブやポンプのあるところだけじゃなくて、お湯を沸かす原子炉の中にも入るような仕事を経験しています。これは古い原子炉でやっています。これはとんでもない被曝作業で、外国人の労働者をたくさん使ってやったんですけれども、大変な恐怖の仕事です。そういうことが原子力発電所がある以上は続くということですね。何もそんなことしなくても、別な方法で電気を起こせばいいのです。そんな必要がないということです。

  それとですね、同じくらいのウエイトで嫌なのは、原発の建ったところの地方自治体の行政が腐りきってしまうことです。みんなが苦労して、汗水たらして働いて払った税金が軽くみられるようになります。原発の交付金というのは、それだけ一時的には大きいのです。でも、それによってみんなにお金が等しくまわって豊かになるかというと、そんなことは全然ないんですね。まず県に入ります、金は。そこの町や市にも入りますけれども、それが今までの地方財源に比べれば非常に大きい額ですから、もうそれも紐付きで、開発だとかいろんなもの使わなければいかんという項目が決められていて、道路とか例えば箱物といって建物を作るとか、そんな事にばっかり使っている訳です。だから土建屋さんは儲かるかもしれない。でも一般の人たちに等しくお金が渡る訳ではないですね。全然入らないという感じの人がほとんどな訳です。その町からちょっとはずれると、その辺は被害があった時は、同じような惨めな目に遭わなければならないのだけれど、 補償は一切入らないということになりますし、何よりも行政が腐ってしまいます。

  道路作っても箱物作っても、自分が作ってやったみたいな態度になるから、役人の態度は大きくなります。もうさんざん見てきました。それは日本中で、その地方の人達が明るくみんなで仲良く暮らしていこうと思った時に、原発がくればお金もくるけど、町のそういう温かみだとか、そういうものはなくなります。

●日本中、原発が出来て活性化した町はない

 福島は今10 基の原発が動いていますけれども、第1号機を作る当時の話を聞きますと、みんな素朴ないい人達だったと、まわりの人達は。農家のおばさんに話しかけると、 まあ上がってお茶飲んでいけえとお茶出されて、お菓子がないからといって角砂糖をお茶菓子がわりに出してくれたと。ものすごく親切にみんなが話しかけてやれたけど、だんだんそれが2基、3基、4基と建っていく間に、どんどん都会的になるというか、人情味が薄れて金ばっかしの状態になっていくというような話 もたくさん聞いています。

  だから日常私たちが何のために生きているのかというような事を考えた時に、お金がくればそれでいいのかと。もうすでに南島町で反対派だ、賛成派だと別れて、子供が道路で転んでいたら、どっちかによって助けるか知らんふりするかというような話も聞きました。それと同じことが石川県能登半島の珠洲市というと ころで、原発の問題になった時に、地元の和尚さんに聞いたら、「菊地さん、その珠洲でもまったく今同じです」といっていました。「なんで同じ町の人達が賛成派と反対派に別れて憎しみ合わなければならないか」と。

  ここは今度来てみて、実は2度目なんですけれども来てみて、あいかわらずいいところだなと思いました。それと同じようなところが宮城県の男鹿半島の女川というところで、原発をGEのものを日本の企業が造ったんですけど。そこへ行った時も、こんないいところになんで原発を造るんだろうという感じでしたけれど、結局原発は出来てしまいました。反対運動もありましたけれど、賛成派と反対派がですね、そこそこ仲良くなるというか、関係を取り戻すのに10年以上かかっています。それほど憎しみ合うんですね。
 じゃ出来て本当によくなったかというと、女川の過疎が止まったわけではないのです。実際増設していくときに、子供が働くから出来てよかったという人にも会いましたけれども、決して町は活性化しません。それは日本中みれば分かります。
  鹿児島の川内原発というところも何度も行ってますけれども、商店街はシャッターが下りたままです。また増設しろって騒いだり地元はしていますけれども。新潟県のあれだけ原発造りまくったところでさえ、地方の活性化に役立ったとはいえないと、知事が新聞でいっていたこともあります。
 確実なのはですね。人の心がむしばまれることです。嘘だらけになるし、隠し事はするしですね。行政も電力会社も。そういう一時的な原発の話で地方がズタズタにされるのが僕は嫌なんですね。

●日本は熱エネルギー源の大国

  原発の話になってきますと、当然原発がいいか、悪いかということで、国や電力会社の考え方をみんな嫌でも伝えられて、それを信じたりするようになりますけれども、先程、僕がオイルショックの時に、それを機会にしてGEに入ったというようなことをいいましたけれども、僕もそういう意味では完全に洗脳されていました。どういうことかといいますと、日本が資源エネルギーの無い国だから原発なんだと。今でもそういうふうに国はいっています。それが本当かといいますと、そんな事はないんですね。この辺だって温泉がたくさんあります。

  実はレスター・ブラウンという地球白書というものを出して、世界的に有名な人ですけれども、1年くらい前にテレビでいっていました。日本は本当にうらやましいエネルギー大国だと。なぜか。日本にはものすごい数の温泉があると。僕も北海道から九州までずーと旅しましてですね。もう至るところ温泉があって露天風呂もある。エネルギーってなんだっていったら、だいたいが熱なんです。位置エネルギーというのもありますが。水力発電所は水の位置エネルギーとういうものを利用して落下させて、そのエネルギーを電気に変えますけれども、一般的にはエネルギーといったら熱の事なんです。だから熱で蒸気を沸かしてそして、タービンを回して電気を作っているわけなんです。

  じゃ、自然エネルギー、自然の熱は日本は無いのかといったら、レスター・ブラウンがいうように、世界でもうらやましくて涎がでそうなくらい地熱に恵まれた国なんですね。ですから、普通の温泉のように熱水溜まりというところを掘り当てて、そこから蒸気を出して発電する方法。これは今までも地熱発電ですけれども、そういう熱水溜まりのないところでも地面を深く掘ると温度が非常に高くなって、そこの熱を取り出せば発電出来るのです。これが高温岩帯発電という方法で、そのやり方もいろいろあります。
 アメリカではヒートパイプ方式といって深い所にパイプを埋めますと、ヒートパイプという特殊なパイプが熱だけを地上に運んでくれます。ですから、それに水を触れさせて蒸気を作って発電するという方法を今、アメリカが一生懸命進めています。
 実は地熱で発電したのはイタリアが一番最初なんですけれども、もう百十年くらい前でしょうかね、それくらい古くからやっているのです。今また世界中がこの10年くらい前から地熱の利用を一生懸命考えています。

  日本はどうしても原子力発電を推進させたいために、やっているというけど、地熱の方にはあんまり力を入れていません。しかも日本が熱エネルギーの大国だと いうようなことをできるだけ伏せようとしています。新聞、雑誌いろんなものを通じてやろうとしたけれども、もう圧力で潰されて、あまり効果がでませんでした。でもプレイボーイとか週刊朝日とかいろいろ書いてもらいましたけれども。みんなそう思わないですか。エネルギーのない国だと思うでしょう。そんな事ないです。エネルギー大国です。
  僕が高温岩帯発電の研究の最先端の実験所に行った時に、研究者に聞いてみました。いくら予算あるか、人件費、鉛筆代、実験、地下にボーリングを掘ったり、 そういうの全部入れて2千万円だそうです。そんなもんで力入れているとはいえんです。これ電中研(電力中央研究所)というところがやっています。9電力会社がお金出してやっている。NEDOというところでもやっています。だけど予算は少ない。

●原発は今新しいものを造るより、古いもの壊す方が高い時代

  ですから、原発を造って何がいいか。出来た後になったら、これずーっと事故の心配せないかんですよ。いつ事故が起きるかわからんですから。発電が終わった 後、どうするかという問題も残ります。まず、撤去することは不可能です。国は更地にして次の原発をまた造るような計画で、30 年前ぐらいは一生懸命いっていましたけれど、一つ壊してみればわかります。商業用の大きなプラントを壊すということは、経済的に不可能です。物凄くお金が 掛かりますから。今新しいもの造るより、古いもの壊す方が高い時代です。まして放射性廃棄物ですから、安全にそれを処分しようと思ったら、とんでもないお金が掛かります。その間にも公害がでます。

  ここははっきり立ち場上いえるんですけれど、僕は推進派だったんですからね、こうだから安全だ、こうだからお金が入るからと、何かあって反対されたら、僕は原発を肯定することにかけては日本の企業に売りつけてきた人間ですから、今推進派がいっているようなことはもっと上手にいえます。原子力の安全性の多重防護の問題、いろんな事いえます。でも、そこに一つ落とし穴がある。何かといったら放射性廃棄物です。これに関しては、いずれ科学が解決してくれるだろうという楽観論です。でも、そんなことは簡単にはできません。
  原発を肯定する人は被曝労働の実態を知りません。電力会社が見せる管理手帳だとか、放管といいますが放射線管理がいかに徹底していて安全かということしか いいません。だけど僕の知り合いでも、身内が被曝して死んだということを告白した推進派の建設会社の社長もいます。今更文句いっても電力会社が補償金払ってくれるわけでもないし、裁判で闘って金とるには時間がかかるし、いまでも東京電力の柏崎・刈羽の工場を請け負っているし、東海1号機からずーっとうちは 原発でやってきたんだ、今更反対できんと。反対したからといって、死んだ人間が帰ってくる訳でもない。従業員もいっぱい抱えている。だけど原発に代わるエ ネルギーがあるんなら、そっちの方をやるべきだといって、僕を励ましてくれた社長もいます。福島県で会いました。

●炉の中の仕事はきれいごとではすまない

 推進する側の人は本当の原発の実態を知らなさすぎます。僕は原子炉の中の、配管と原子炉のつけ根、ノズル部分が折れそうになるようなヒビ割れが 360°入って、その補修工事をしました。まず炉内の洗浄をするわけなんですが、もちろん、そこに人間がいたら大変な被曝をするから、ちょっと離れたところから、長いノズルという棒の先から水がものすごい勢いで吹き出すようにしてやる。でも人間が放射能まみれの炉の中に入っていくことは確かです。

ですから燃料交換する炉の中に、鉄のゴンドラに人間を乗せて、それをクレーンで天井から吊って炉の中に下ろしてやります。そうして炉を洗いますが、水の反動でゴンドラが揺れるわけです。そうすると原子炉は直径6mもありませんから、半径3mもないわけです。非常に怖いんですね。だからどうやるかというと、上の方で人間が4人で四方からゴンドラを引っ張ってやるのです、フラフラしないように。そうやって原子炉についている放射能だらけの水垢を削り落とすような勢いで洗って下りていくのですけでど、そんな仕事やってみた人いますか、怖いですよ。

 それが洗い終わってはじめて、赤い鉛の座布団がつながったような、あの病院でくれるつながった粉薬の袋みたいな、そんな鉛の綿が入った放射線を遮蔽するもので洗い終わった原子炉の壁を覆っていきます。赤いといっても普通の錆びた橙色に近いような色ですけれども、それを 360°被せましたら、はじめて鉄の遮蔽を組み込みます。その鉄の遮蔽を組み込んだ中に入って行くのも怖いです。だけどはじめは何にも無いところ、ものすごい放射線の中に人間が入っていって原子炉を洗う事から仕事が始まるんです。そういう事は外には絶対分かりません。

炉の中だけじゃなくそれを回すポンプの分解、修理、点検。その時は遮蔽も何も設けられません。ですからバイロンジャクソンというGEの下請会社で一番詳しい原子炉の開発者たち、ポンプメーカーの従業員はもう10年前、僕が働いていた時の人間はだれもいません。みんな被曝して嫌だから辞めていっています。
地元の人達が原発で働くというのは、まあ芝刈ったりとか、庭の手入れとか、その程度が多いですけど、いずれ原発の中で、定検作業で掃除なんかで入る人も出てくるかもしれない。他から来る人達がやっぱり被曝作業する。とにかく原発があったら被曝作業は避けられないのです。電力会社なんかは常に安全だと、管理しているから安全だということをいいまくります。だけどそれは僕のように原発の中で働いてきた人間、まして原子炉の中でも働いたことのある人間として、そんなきれいごとでは絶対に済まないということがはっきりいえます。

 僕も白血球が急に倍くらいに増えて、子供がいるから非常に不安だったことがあります。まあ幸い10 日くらいで白血球が元に戻ってくれたので、また現場に入って仕事を続けましたけれども。それは僕は統括安全管理者として作業員の被曝線量を管理したり、安全性をちゃんと保つための責任者でしたから、入らないわけにはいかないから続けたんですけど、本当に苦しいもんですよ。家族がいたりして、そういう仕事せ にゃいかんというのは。それやらなかったら他の人達が被曝がどんどん増えるわけですから。マイナス面さえ隠しておいたら、原発って非常にいいように思えるんですよ。

●原発でみんなが幸せになれるのか?

  いやぁ、僕も本当に最近新しいPR館3つ見ました。これは一般の人が見たら、うちの町にも欲しいと思うだろうと思いますよ。でもあれだけの巨費を投じてね、安全宣伝を何十年やってきているか。そんな必要のある発電の方法、なぜなんだと。おかしいじゃないですか。本当におかしいことばっかりやっている。
 僕は今串間というところに住んでいますけれども、串間の誘致派が商工会議所、漁業組合、珍しく漁業組合が誘致派でですね。とにかく原発きてくれと、ずーっとこの10 年間いってきました。推進派の人間の無知ほど恐ろしいものはないと。今原発ここにもってきて、金をこの串間市にぶちこまなかったら、串間市はもうどうしようもない町になってしまうと。勿論、串間市というのは赤字財政の市で有名で、週刊誌でもう市が潰れるという報道までされた市ですから、だから金がほしいのは分かります。だけど原発を持ってきたら町が本当に豊かになって、みんな幸せになるかといったら、これはまた別問題です。市の財政が少し豊かになったから、みんなが幸せになれるかといったらそうはいかない、人間がみんな仲良く助け合ってやっていくべきです。地方にあっては。ところがそれがぶち壊されてなかなか元に戻らない。

  女川原発というのも僕が福島第一原発6号機の建設が終わった後に、今度は女川の原子力発電所をIHIなんかが造った訳ですけれども、東芝と一緒になって。 その時にIHIの所長が現地を見に行ってきて、僕の所にきて、「菊地さん、あんなところに原発造っちゃいかん」と、あんなきれいなところに原発を造っちゃいかんといっていましたけれど、自分が所長で行く番になっとるわけです。長年かけて自分の手下を育ててきて、その連中を女川原発へ連れていこうとしたら、 みんな嫌だという。なぜかと聞くと、辞めるという。それでじゃあ辞めてどうするのだといったら、田舎に帰ってペンションでもやるって、その所長はいってましたよ。「菊地さん、そういわれたらその方が正しいもんなあ」って。

●技術者は生命がけ。そしてぼろぼろに。

  中で働いている人間は、原発のことは本当によく分かります。ほんとうに安全なものを造るためには生命がけですよ、造っている人間は。僕もほんとうに頭が下がるくらい。でも実際死んだ人もいますよ。立ち上げて終わったその日の晩に、安心して死んだ所長いますよ。僕と最終検査を一緒にやった人で。それくらい死に物狂いで安全になるためにやります。だから僕は原発推進の技術者たち、推進というよりも造っている技術者たちを批判する気持ちは全然ありません。持てる力の総てで安全なものを造ろうとして4年、5年闘いますよ。

だから建設が終わって、第一格納容器と呼ばれる原子炉まわりに人が入れなくなるとき、大きな荷物を搬入するためのアクセスハッチという大きな円形の扉がありますが、それが閉まったらもう運転に入りますので人は一切入れなくなります。そのハッチが閉まるまでに4年くらいかかるのですね。関係者はみんなそのハッチの前に集まってですね。もう涙をボロボロ流して、じーっとその閉まっていくのを見ます。
 ですから、その建設の4年間は家族ともあまり時間を持てない。東芝、日立なんかだったら、もう週末の休みもないというくらいです。残業時間が 200時間越したら残業手当がつかない。でもそれ以上やってるんです。それで、じゃそんなに働いてどうするんだといったら、もう安全なもんを造ろうと労力を使い切って、ぼろぼろになっているんですね。だからもう1銭も残らんといっていました。みんな飲んでしまうといっていました。もう飲まずにいられんといって。下請けも思うようにやってくれない。あすこミスった、ここミスったといったら、やり直さにゃいかん、その工程を取り戻さなければいかんということでですね。
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もうそれは、本当に現場の技術者たちと自分も主になって働いて、僕は監督のまた監督という立場であっても毎日現場で図をみて働いていましたから、その苦労はよくわかります。だから建設の人達を責める気は一切ないのですけれども。まして、僕は原発の全部に係わるまとめ役していましたので、そういう立場で原発を押し進めてきた人間として本当は反対派に回りたくないんですよ。ぼくの青春のすべてをかけたのが原発ですから。でも、今度は生命がけで、それに反対せにゃいかんぐらい大変なものなんだと。本当に技術的な事はめんどうくさいし、いうのも大変ですからいいませんけれど、一般論としてですね、原発はやっちゃいかんと思います。
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●地熱発電の勉強をして、それを知らせるため再び放浪の旅に

僕はですね、ここへ2度目だといいましたけれど、1度目は南島町の件できました。でも南島町の人たちといっぱい会って話したわけでもない。一人だけ漁民の方と話して、その方は若い人でしたけれど、ずっと一所懸命反対しているけれども、どうしても原発が出来てしまったら自分はもうここに住まないといっていました。やっぱり反対するために、すべてを賭けてきたと、ここで負けておめおめとこんなとこで生きていく気がしないと、建ったら去るといっていました。ちょうど南島町に住民投票条例が出来たときです。ああこれで南島町に原発できないなあと思ってきてみたら、泊まった民宿のおばさんが朝、僕が出掛けようとする時に「もう南島町はそういうことだから安心ですね」って声かけたら、「いや、とんでもありません」と「もう電力会社の人が。今朝2人でていったのは電力会社の人です」と、3人泊まっていったらしい。

  要するに住民投票で勝てばいいんだから、ということで今、一生懸命電力会社が二人三脚であちこちまわっていると聞いたものですから、これはやっぱり何とかせにゃいかんと思いましてですね。僕は北海道からずーっと、最初は埼玉県から北上しましてですね、ここまで下りてきたんですが。実は日本はエネルギー大国なんだと、しかも地熱発電の実用化の鍵を握るという試験に世界で初めて日本が成功して、そのために翌年は山形のキャッスルホテルで第2回高温岩帯発電会議が開かれるんだということを知っていましたから、そのことを徹底的に調べようと思って新宿の紀伊国屋に、また東京に戻りまして、地球熱学という本を買って 地熱の勉強をしました。

  学問的な勉強で何か面倒くさい文もいっぱいありましたけれども読んで、とにかく分かるだけ読んで、それから我孫子というところの電中研の研究主任に会って、いろいろ地熱のことを聞きました。この青年は鹿児島の桜島をみて育った、指宿というところの出身の青年です。その青年がこの火山、地震国日本でこの熱を何とか平和のために、みんなのために生かして使えないかと思って、子供のころ夢を描いて大きくなって。それで電中研というところに入って、アメリカではそういう研究をしているというのを知って、アメリカのロスアラモス研究所に行って、それを勉強して技術習得して帰ってきて、アメリカの開発のネックになっていた実用化の鍵を握る試験に世界ではじめて成功したという人です。

  その人といろいろ話し合ってですね。それで僕は、日本はエネルギーの無い国ではない、エネルギー資源がないなんてウソだと。さっきいったように日本は世界で も珍しいぐらい熱エネルギー資源に恵まれた国で、日本が地熱発電を安全にやれるようになれば、フィリピンやインドネシアから環太平洋はじめチベット、チベットも非常に地熱の多いところですから、いろんな国に貢献できるというようなことから、それを知らせるべきだと思ったので、僕は東京に戻って我孫子に行って、そこからまた日本の放浪の旅に出たのです。それは日本は地熱発電というものがあるから、決してエネルギーの資源がない国ではないと。ただそれは安全に取り出すための研究予算があまりにも少ない。やる気があれば出来るのだということを訴えながら回ったんです。原発のことはあまりいって歩きませんでした。それは関心のある人達には話しました。

 だけど、みんな日本が熱エネルギーのない、そういう無資源国だと思わされていないですか。99% がそのはずです。あってもそれは安全に取り出せないとか、国立公園内にあるから駄目だとか、とにかく今まで古い地熱発電の悪い概念だけで洗脳されてるはずです。それのほんとうの事を書いた記者は、僕が頼んだ記者はあっというまに飛ばされました。定年退職前で本社勤めも飛ばされましたし、週刊朝日の幾らでも 記事を書ける立場の人が数カ月後にはもうそこからははずされていましたし。だから鎌田慧さんみたいな骨のあるフリージャナーリストはやっぱり広げるべきだといって週刊プレイボーイに書いてくれましたけれども。みんなその事に関してはあんまり知らないですね。
 僕がいいたいのは、そのような本当に簡単なエネルギーの資源があるかないかということですらウソつかれて、それを見破れないでいるというそういう事なんです。

●電力会社にも国にも隠される極秘情報

 本当に原発ぐらいウソだらけのことはないのです。GEの僕はトップシークレット(極秘) を見れる立場でやっていましたから、赤いトップシークレットの判を押したそういうテレックスをよく見ましたけれど、電力会社にも国にも隠しているトップシークレットってあるんです。そういうものはみんな隠されたまま安全だと宣伝されているんです。
  だからアメリカのGEの、一番原子炉に詳しい開発者達が、僕が辞める1年くらい前に3人揃って辞めました。定年退職前の高級技術者たちです。もう博士号持って、日本のGEの原子力の開発をずっと担ってきた有力なメンバーです。そういう3人がですね、必ず事故ると、このままだったらいつか必ず事故ると。いつ、どこでといえないだけだっていって辞めました。その事故った時がその辺の交通事故とは違うということをですね、みんなよく考えて、それでこういう所に原発が造られないように一生懸命がんばってほしいと僕は思います。

  今回も僕は串間市から、宮崎県からずっと浜岡原発に行って、横浜で話して、埼玉へ行って、東京へ行って、山梨へ行って、長野に行って、新潟に行って、福島へ行って、やっと帰れるなと思ったとき、ここの話が出ました。これは隣の南島町から引き返したことあったけど、ここまで足のばさなかったから。実は回っては帰ったのですよ、大阪まで。だけどここは通過しただけでしたから。でも原発に反対する人というのは、僕の本当にいま命懸けでこれからやっていこうということの線に沿って運動している方ですので、実はもうくたくただったんですけど、昨日ですね、東京出発してきたんです。実はスタートは東京じゃなくて福島県だったんです。福島県から今東名が工事だらけで渋滞が続くんですけれど、それを車の中でちょこちょこ仮眠しながら、2時間くらい寝たような状態でここへやってきました。本当にみなさんの気持ち、原発に反対して止めたいという気持ちが僕はうれしいんです。

●命はほんとうに輝いている。

  僕はここに写真をいま飾らせてもらいましたけれど、本当に自然というのは草花、そこに来る昆虫みんな生き活きとしています。本当に命というのは輝いている、みんな一つにつながっているということを感じます。だけどこの人間の社会がですね、人と人が憎しみあって、悪口言い合って、それがお金が元でという、 そういうことはもう本当にいや。原子力の世界でその原発のこというとですね。もう金、カネねえ、本当にやな世界です。だれもそんな生き方をしたいと思わんと思う、死ぬときに。ですから、みんなで自然の中でですね、仲良く暮らせる道を探るべきですし、そのためにはこういう原発の話は、最初の時にちょっとぶつかってもしっかりくい止めて、それでお互い助け合っていかなきゃいかんじゃないかと思うのです。
 これで一応僕の話はやめます。何かありましたら、答えられる範囲内のものであれば答えたいと思いますけれども終わります。

★質問と回答

質 問■菊地さんのお話で一番印象に残ったのは、現場に立ち会った方で、僕等は勉強しましたけれども本を読んだだけですので、本を信じて…。生々しい感じがよくわかりました。2、3お聞きしたいのですが、被曝労働の実態ですけど、公式にうちの町のある方なんかも原発で死んだ人がいて、今までの知識では、浜岡の方で亡くなってから労災が認められた方がいるとかで、それ以外たくさんあるんでしょうか。

菊 地■だいたい本当にもみ消されているはずなんですね。さっきもいったように、原発推進派の、本当に東海1号から原発どっぷりの土建屋がですね、今柏崎でやっているっていいましたけど、その人も推進派だから、最初日本にプルトニウムが返還されて東海村にやってくる時にですね、プルトニウムを積んだ船がだんだん東海村に近づいてくるのを見ながら一生懸命いきまいて、原発は必要だっていってた人なんですけども。僕はああそうですかと聞いとってですね、最後に、いやあ実は僕、原発を造ってきた人間なんだということでいろいろ話をしてですね。日本は原発なしでもやっていけるんだよという話をよくしたら、やっと打ち解けて、ああそんなんだったら、もう原発なんかやらない方がいいっていいだしてですね。実は身内がそうやって死んでいると。だけど、今更それを問題にしてもはじまらんしということでですね、しみじみいっていましたよ。そのようにですね、表に出していない人がいっぱいいるはずです。

   だから東芝の設計やっていた若い人が本を書いて、自分の上司が被曝して死んだというようなこと書いています。公に認められていないだけですね。その浜岡の青年(中部電力浜岡原発で働いて労災認定された嶋橋さん)もですね、核計装のエンジニアでして、初期のころのエンジニアは原子炉の真下に入ってする仕事なんです。中央制御室というところで、よくテレビなんかで宣伝する立派なコントロールルーム、あそこに入って来る線は全部原子炉の下から出てきているんですよ。炉のお釜の穴から。そのインコアモニタリングハウジングをメンテナンスする時に、頭から原子炉の水をかぶりながらやる仕事なんですね。だから被曝しないわけはない。最新型のものは自動的にやるような設計になっていると思うのですけど、古いタイプはみんな頭から水をかぶるような設計になっている。そのことで僕は随分苦労したことがあるんです。そこを改良するための設計で。

  話はそれましたけど、原発のそういう所で仕事やる時はですね、3点セットというのがあって、フィルムバッチとアラームメーターとポケット線量計。この3つを付けるという話がある。その3点セットをはずして記録が残らないように、それ付けているともう仕事にならないですよ。そういう話は現場でよーく聞きました。何度も。ですから浜岡で嶋橋青年が死んで、中部電力がこんな低い被曝線量で死ぬわけがないと。でもその急性白血病とかは原発特有のものですから労災では認めるわけですよ。だけど電力会社は記録みたらそんなに被曝していないと、ちゃんと管理していてこうだという。だけどそういう3点セットを全部はずして仕事しているということはしょっちゅう耳にしていますから。そういうことで死んでいく人もいると思います。

質問■ちょっと専門外かもしれませんが、漁師の町ですので、実は温排水の問題がかなり関心が高いと思うのですが、ご存じの範囲内で結構ですのでお願いします。

菊 地■温排水に関してはですね、専門に日本中講演して歩いている専門家がいるんです。そういう方の本とか講演録でも読んでもらうといいんですけど、僕はあんまり専門でやっていませんし。ただ温排水として流される水の量がもう大きな河の1本分くらいのものが流しだされるということで大変な水量ですから、温度変化が大きくあるということは間違いないですね。それと放射能の方はさきほどいった廃棄物処理建屋から液体、気体、固体と別々に処理して外に出しているんですけど、薄めて出せばいい事になっているんです。だから薄めて出している分には総量規制がないですから、出たやつはみんな、特に海の場合はプランクトンからはじまって、生体濃縮というのでどんどん濃縮されていきます。そのこと自体は生物学的にもはっきりしていることですから、長い間にどんどん放射能に汚染されていくということはあります。

  それとよく放射能ばかり気にしますけれど、プラント建設中の最後の配管洗浄というのがあるのです。配管の中をきれいに洗浄しなければいけないのですけれ ど、その時にケミカルクリーニングということで酸で洗ったりいろんなことして、今度それを中和するためのリンシングというのがあって、人間の頭洗うのと一 緒ですわ、シャンプーとリンス使うようなもので、配管の中をそのようにしてリンシングするんですけれど、そのような時に、ものすごい化学薬品が海に流れているんです。流れている水みたらぞっとするくらい色が変わっています。最近はそういうのを見られたくないのか、排水口の側にブロックをいっぱい積んで、その水がどーっと沖に流れていくのが見えないようになっていますね、たいがいの発電所は。以前はそういうのがなくて、どうどうと流していました。

福島あたり、東海村でもそうですけれども、原子力施設があるところからは放射能は結構流出していて、かなり遠くまで検出されていることもありますし、そういうデーターを捏造したという事件もありましたし、決してクリーンなものでないということはいえます。今度、柏崎・刈羽の一番新しい原子炉、原発を見てきましたけれど、その案内 してくれた人がですね、僕にこの排気塔は 150mあるんですよといって自慢しているわけですよ。汚れたもの出さないのに、きれいな空気しか流さないはずなのに、なんで150mも高くせにゃいかんのか、分かるでしょ、大体。それが実態です。

質問■事故起こしたとき、ほんとうに放射能漏れはないですか。我々信用するしかないのですけども。

菊 地■事故るということはあまりにも大きくてですね、その都度放射能が出る場合、いろいろなケースがあるのですね。大量に出ちゃう場合もありますんでね。例えば美浜の細管破断事故というのがあったですね。本来ウェスチングハウスタイプの原発というのは原子炉で作った、放射能で汚れた水で作った蒸気は、タービンの方へ直接行かないことになっているのです。GEの沸騰水型は、直接タービンがしっかり汚れます。ウェスチングハウスの加圧水型というやつは熱交換器というのがあって、そこで熱交換されるのでタービンの方は汚れないことになっています。それがいかに汚染されているか、実際汚染されるんですよ。それは何故かというと、熱交換器に穴が開いていますから、細管に小さな穴が開いていきます。美浜の場合はそれがギロチン破断しました。その時にいろいろなかたちでバルブが閉まります。安全のために。その閉めたときに、行き場所のない蒸気とかは逃さなきゃいかんです。その汚染された蒸気が大量に外に吐き出されている写真は見ましたし、それを実際自分の目で見たという学者にも会いました。そんな時に、じゃどれだけの放射能が出たかと、本当のことが報道されているかというと、まったくされていません。それはそういったケースが多いですから、一概にどうのこうのいわないのですけれど、確実に放射能漏れとかそういう事はあります。

  今の話に関して特別僕が言いたいことはですね。僕等は事故といいますけども、推進側は決して使いません。よっぽどのことがなければ、死人でも出たら別でしょう。何人か。なかったら事故といいません。みんな事象という言葉を使います。それは事故ではありません、事象ですと。そういう事象が起きただけですと。だけど福島2−3のポンプ事故の前、試運転でも起きていたのです。試運転で機能試験やったらポンプの羽根がぶっとんで、モーターも燃えて、これが世界で一番巨大な原発、最初のパイロットやっていたポンプメーカーの従業員はもう10年前で、僕が働いていた時の人間 はだれもいません。みんな被曝して嫌だから辞めていっています。


 
posted by Take at 07:50| 埼玉 ☀| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月15日

原発の真実

北埼玉とは関係ないのですが、是非知って欲しいので全文掲載します。私もエンジニアとして工場の設備もやったことがあるのですが、これは真実です。

私は原発反対運動家ではありません 

私は原発反対運動家ではありません。20年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。

20年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。はじめて聞かれる話も多いと思います。どうか、最後まで読んで、それから、原発をどうしたらいいか、みなさんで考えられたらいいと思います。原発について、設計の話をする人はたくさんいますが、私のように施工、造る話をする人がいないのです。しかし、現場を知らないと、原発の本当のことは分かりません。私はプラント、大きな化学製造工場などの配管が専門です。20代の終わりごろに、日本に原発を造るというのでスカウトされて、原発に行きました。一作業負だったら、何十年いても分かりませんが、現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。

■「安全」は机上の話 

去年(1995年)の1月17日に阪神大震災が起きて、国民の中から「地震で原発が壊れたりしないか」という不安の声が高くなりました。原発は地震で本当に大丈夫か、と。しかし、決して大丈夫ではありません。国や電力会社は、耐震設計を考え、固い岩盤の上に建設されているので安全だと強調していますが、これは机上の話です。この地震の次の日、私は神戸に行ってみて、余りにも原発との共通点の多さに、改めて考えさせられました。まさか、新幹線の線路が落下したり、高速道路が横倒しになるとは、それまで国民のだれ1人考えてもみなかったと思います。世間一般に、原発や新幹線、高速道路などは官庁検査によって、きびしい検査が行われていると思われています。しかし、新幹線の橋脚部のコンクリートの中には型枠の木片が入っていたし、高速道路の支柱の鉄骨の溶接は溶け込み不良でした。一見、溶接がされているように見えていても、溶接そのものがなされていなくて、溶接部が全部はずれてしまっていました。なぜ、このような事が起きてしまったのでしょうか。その根本は、余りにも机上の設計ばかりに重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったためです。それが直接の原因ではなくても、このような事故が起きてしまうのです。

■素人が造る原発

原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないでしまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は1度もされたことがありません。原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実ですから、原発や新幹線、高速道路がいつ大事故を起こしても、不思議ではないのです。日本の原発の設計も優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きるとちゃんと止まるようになっています。しかし、これは設計の段階までです。施工、造る段階でおかしくなってしまっているのです。仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです。ひとむかし前までは、現場作業には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人、現場の若い監督以上の経験を積んだ職人が班長として必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持っていて、事故や手抜きは恥だと考えていましたし、事故の恐ろしさもよく知っていました。それが十年くらい前から、現場に職人がいなくなりました。全くの素人を経験不問という形で募集しています。素人の人は事故の怖さを知らない、なにが不正工事やら手抜きかも、全く知らないで作業しています。それが今の原発の実情です。例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、世界中を巻き込むような大事故になっていたところでした。本人は針金を落としたことは知っていたのに、それがどれだけの大事故につながるかの認識は全然なかったのです。そういう意味では老朽化した原発も危ないのですが、新しい原発も素人が造るという意味で危ないのは同じです。  現場に職人が少なくなってから、素人でも造れるように、工事がマニュアル化されるようになりました。マニュアル化というのは図面を見て作るのではなく、工場である程度組み立てた物を持ってきて、現場で1番と1番、2番と2番というように、ただ積木を積み重ねるようにして合わせていくんです。そうすると、今、自分が何をしているのか、どれほど重要なことをしているのか、全く分からないままに造っていくことになるのです。こういうことも、事故や故障がひんぱんに起こるようになった原因のひとつです。  また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来ない職場なのです。原発の作業現場は暗くて暑いし、防護マスクも付けていて、互いに話をすることも出来ないような所ですから、身振り手振りなんです。これではちゃんとした技術を教えることができません。それに、いわゆる腕のいい人ほど、年問の許容線量を先に使ってしまって、中に入れなくなります。だから、よけいに素人でもいいということになってしまうんです。また、例えば、溶接の職人ですと、目がやられます。30歳すぎたらもうだめで、細かい仕事が出来なくなります。そうすると、細かい仕事が多い石油プラントなどでは使いものになりませんから、だったら、まあ、日当が安くても、原発の方にでも行こうかなあということになります。皆さんは何か勘違いしていて、原発というのはとても技術的に高度なものだと思い込んでいるかも知れないけれど、そんな高級なものではないのです。ですから、素人が造る原発ということで、原発はこれから先、本当にどうしようもなくなってきます。

■名ばかりの検査・検査官 

原発を造る職人がいなくなっても、検査をきっちりやればいいという人がいます。しかし、その検査体制が問題なのです。出来上がったものを見るのが日本の検査ですから、それではダメなのです。検査は施工の過程を見ることが重要なのです。検査官が溶接なら溶接を、「そうではない。よく見ていなさい。このようにするんだ」と自分でやって見せる技量がないと本当の検査にはなりません。そういう技量の無い検査官にまともな検査が出来るわけがないのです。メーカーや施主の説明を聞き、書類さえ整っていれば合格とする、これが今の官庁検査の実態です。原発の事故があまりにもひんぱんに起き出したころに、運転管理専門官を各原発に置くことが閣議で決まりました。原発の新設や定検(定期検査)のあとの運転の許可を出す役人です。私もその役人が素人だとは知っていましたが、ここまでひどいとは知らなかったです。というのは、水戸で講演をしていた時、会場から「実は恥ずかしいんですが、まるっきり素人です」と、科技庁(科学技術庁)の者だとはっきり名乗って発言した人がいました。その人は「自分たちの職場の職員は、被曝するから絶対に現場に出さなかった。折から行政改革で農水省の役人が余っているというので、昨日まで養蚕の指導をしていた人やハマチ養殖の指導をしていた人を、次の日には専門検査官として赴任させた。そういう何にも知らない人が原発の専門検査官として運転許可を出した。美浜原発にいた専門官は三か月前までは、お米の検査をしていた人だった」と、その人たちの実名を挙げて話してくれました。このようにまったくの素人が出す原発の運転許可を信用できますか。東京電力の福島原発で、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した大事故が起きたとき、読売新聞が「現地専門官カヤの外」と報道していましたが、その人は、自分の担当している原発で大事故が起きたことを、次の日の新聞で知ったのです。なぜ、専門官が何も知らなかったのか。それは、電力会社の人は専門官がまったくの素人であることを知っていますから、火事場のような騒ぎの中で、子どもに教えるように、いちいち説明する時間がなかったので、その人を現場にも入れないで放って置いたのです。だから何も知らなかったのです。  そんないい加減な人の下に原子力検査協会の人がいます。この人がどんな人かというと、この協会は通産省を定年退職した人の天下り先ですから、全然畑違いの人です。この人が原発の工事のあらゆる検査の権限を持っていて、この人の0Kが出ないと仕事が進まないのですが、検査のことはなにも知りません。ですから、検査と言ってもただ見に行くだけです。けれども大変な権限を持っています。この協会の下に電力会社があり、その下に原子炉メーカーの日立・東芝・三菱の三社があります。私は日立にいましたが、このメーカーの下に工事会社があるんです。つまり、メーカーから上も素人、その下の工事会社もほとんど素人ということになります。だから、原発の事故のことも電力会社ではなく、メー力−でないと、詳しいことは分からないのです。  私は現役のころも、辞めてからも、ずっと言っていますが、天下りや特殊法人ではなく、本当の第三者的な機関、通産省は原発を推進しているところですから、そういう所と全く関係のない機関を作って、その機関が検査をする。そして、検査官は配管のことなど経験を積んだ人、現場のたたき上げの職人が検査と指導を行えば、溶接の不具合や手抜き工事も見抜けるからと、一生懸命に言ってきましたが、いまだに何も変わっていません。このように、日本の原発行政は、余りにも無責任でお粗末なものなんです。

■いいかげんな原発の耐震設計 

阪神大震災後に、慌ただしく日本中の原発の耐震設計を見直して、その結果を九月に発表しましたが、「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」というあきれたものでした。私が関わった限り、初めのころの原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。それを新しいのも古いのも一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。1993年に、女川原発の一号機が震度4くらいの地震で出力が急上昇して、自動停止したことがありましたが、この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発では、1984年に震度5で止まるような工事をしているのですが、それが震度5ではないのに止まったんです。わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まったと同じことなんです。これは、東北電力が言うように、止まったからよかった、というような簡単なことではありません。5で止まるように設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性もあるということなんです。つまり、いろんなことが設計通りにいかないということの現れなんです。  こういう地震で異常な止まり方をした原発は、1987年に福島原発でも起きていますが、同じ型の原発が全国で10もあります。これは地震と原発のことを考えるとき、非常に恐ろしいことではないでしょうか。

■定期点検工事も素人が

原発は1年くらい運転すると、必ず止めて検査をすることになっていて、定期検査、定検といっています。原子炉には70気圧とか、150気圧とかいうものすごい圧力がかけられていて、配管の中には水が、水といっても300℃もある熱湯ですが、水や水蒸気がすごい勢いで通っていますから、配管の厚さが半分くらいに薄くなってしまう所もあるのです。そういう配管とかバルブとかを、定検でどうしても取り替えなくてはならないのですが、この作業に必ず被曝が伴うわけです。原発は1回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになりますから、その中で人間が放射線を浴びながら働いているのです。そういう現場へ行くのには、自分の服を全部脱いで、防護服に着替えて入ります。防護服というと、放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中のチョッキに付けているんですから。つまり、防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。作業している人を放射能から守るものではないのです。だから、作業が終わって外に出る時には、パンツー枚になって、被曝していないかどうか検査をするんです。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ですと、シャワーで洗うと大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗ってから、やっと出られます。また、安全靴といって、備付けの靴に履き替えますが、この靴もサイズが自分の足にきちっと合うものはありませんから、大事な働く足元がちゃんと定まりません。それに放射能を吸わないように全面マスクを付けたりします。そういうかっこうで現場に入り、放射能の心配をしながら働くわけですから、実際、原発の中ではいい仕事は絶対に出来ません。普通の職場とはまったく違うのです。そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が自分の仕事が暇な冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう経験のない人が、怖さを全く知らないで作業をするわけです。例えば、ボルトをネジで締める作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、作業する現場は放射線管理区域ですから、放射能がいっぱいあって最悪な所です。作業現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、現場は場所によって放射線の量が違いますから、作業の出来る時間が違います。分刻みです。  現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まるわけですが、その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ−ムメーターが鳴るようにしてある。だから、「アラームメーターが鳴ったら現場から出なさいよ」と指示します。でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。そうやって、現場に行きます。  そこでは、ボルトをネジで締めながら、もう10分は過ぎたかな、15分は過ぎたかなと、頭はそっちの方にばかり行きます。アラームメーターが鳴るのが怖いですから。アラームメーターというのはビーッととんでもない音がしますので、初めての人はその音が鳴ると、顔から血の気が引くくらい怖いものです。これは経験した者でないと分かりません。ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚もいっぺんに写したくらいの放射線の量に当たります。ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、どうしてもいい加滅になってしまうのです。すると、どうなりますか。

■放射能垂れ流しの海 

冬に定検工事をすることが多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十トンも流れてしまうのです。はっきり言って、今、日本列島で取れる魚で、安心して食べられる魚はほとんどありません。日本の海が放射能で汚染されてしまっているのです。  海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。原発はすごい熱を出すので、日本では海水で冷やして、その水を海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、一分間に何十トンにもなります。  原発の事故があっても、県などがあわてて安全宣言を出しますし、電力会社はそれ以上に隠そうとします。それに、国民もほとんど無関心ですから、日本の海は汚れっぱなしです。  防護服には放射性物質がいっぱいついていますから、それを最初は水洗いして、全部海に流しています。排水口で放射線の量を計ると、すごい量です。こういう所で魚の養殖をしています。安全な食べ物を求めている人たちは、こういうことも知って、原発にもっと関心をもって欲しいものです。このままでは、放射能に汚染されていないものを選べなくなると思いますよ。  数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、こんな話をしました。「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに持っていったら、そこの若奥さんに「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」って途方にくれていました。みなさんの知らないところで、日本の海が放射能で汚染され続けています。

■内部被爆が一番怖い

原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。物がすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。  ホコリ、どこにでもあるチリとかホコリ。原発の中ではこのホコリが放射能をあびて放射性物質となって飛んでいます。この放射能をおびたホコリが口や鼻から入ると、それが内部被曝になります。原発の作業では片付けや掃除で一番内部被曝をしますが、この体の中から放射線を浴びる内部被曝の方が外部被曝よりもずっと危険なのです。体の中から直接放射線を浴びるわけですから。体の中に入った放射能は、通常は、3日くらいで汗や小便と一緒に出てしまいますが、3日なら3日、放射能を体の中に置いたままになります。また、体から出るといっても、人間が勝手に決めた基準ですから、決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。どんなに微量でも、体の中に蓄積されていきますから。  原発を見学した人なら分かると思いますが、一般の人が見学できるところは、とてもきれいにしてあって、職員も「きれいでしょう」と自慢そうに言っていますが、それは当たり前なのです。きれいにしておかないと放射能のホコリが飛んで危険ですから。  私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。 普通の職場環境とは全く違う 放射能というのは蓄積します。いくら徴量でも10年なら10年分が蓄積します。これが怖いのです。日本の放射線管理というのは、年間50ミリシーベルトを守ればいい、それを越えなければいいという姿勢です。  例えば、定検工事ですと3ケ月くらいかかりますから、それで割ると1日分が出ます。でも、放射線量が高いところですと、1日に5分から7分間しか作業が出来ないところもあります。しかし、それでは全く仕事になりませんから、3日分とか、1週間分をいっぺんに浴びせながら作業をさせるのです。これは絶対にやってはいけない方法ですが、そうやって10分間なり20分間なりの作業ができるのです。そんなことをすると白血病とかガンになると知ってくれていると、まだいいのですが……。電力会社はこういうことを一切教えません。稼動中の原発で、機械に付いている大きなネジが一本緩んだことがありました。動いている原発は放射能の量が物凄いですから、その一本のネジを締めるのに働く人30人を用意しました。一列に並んで、ヨーイドンで7メートルくらい先にあるネジまで走って行きます。行って、1、2、3と数えるくらいで、もうアラームメーターがビーッと鳴る。中には走って行って、ネジを締めるスパナはどこにあるんだ?といったら、もう終わりの人もいる。ネジをたった1山、2山、3山締めるだけで160人分、金額で400万円くらいかかりました。なぜ、原発を止めて修理しないのかと疑問に思われるかもしれませんが、原発を一日止めると、何億円もの損になりますから、電力会社は出来るだけ止めないのです。放射能というのは非常に危険なものですが、企業というものは、人の命よりもお金なのです。

■「絶対安全」だと5時間の洗脳教育

原発など、放射能のある職場で働く人を放射線従事者といいます。日本の放射線従事者は今までに約27万人ですが、そのほとんどが原発作業者です。今も九万人くらいの人が原発で働いています。その人たちが年1回行われる原発の定検工事などを、毎日、毎日、被曝しながら支えているのです。原発で初めて働く作業者に対し、放射線管理教育を約5時間かけて行います。この教育の最大の目的は、不安の解消のためです。原発が危険だとは一切教えません。国の被曝線量で管理しているので、絶対大丈夫なので安心して働きなさい、世間で原発反対の人たちが、放射能でガンや白血病に冒されると言っているが、あれは“マッカナ、オオウソ”である、国が決めたことを守っていれば絶対に大丈夫だと、5時間かけて洗脳します。こういう「原発安全」の洗脳を、電力会社は地域の人にも行っています。有名人を呼んで講演会を開いたり、文化サークルで料理教室をしたり、カラー印刷の立派なチラシを新聞折り込みしたりして。だから、事故があって、ちょっと不安に思ったとしても、そういう安全宣伝にすぐに洗脳されてしまって、「原発がなくなったら、電気がなくなって困る」と思い込むようになるのです。  私自身が二〇年近く、現場の責任者として、働く人にオウムの麻原以上のマインド・コントロール、「洗脳教育」をやって来ました。何人殺したかわかりません。みなさんから現場で働く人は不安に思っていないのかとよく聞かれますが、放射能の危険や被曝のことは一切知らされていませんから、不安だとは大半の人は思っていません。体の具合が悪くなっても、それが原発のせいだとは全然考えもしないのです。作業者全員が毎日被曝をする。それをいかに本人や外部に知られないように処理するかが責任者の仕事です。本人や外部に被曝の問題が漏れるようでは、現場責任者は失格なのです。これが原発の現場です。  私はこのような仕事を長くやっていて、毎日がいたたまれない日も多く、夜は酒の力をかり、酒量が日毎に増していきました。そうした自分自身に、問いかけることも多くなっていました。一体なんのために、誰のために、このようなウソの毎日を過ごさねばならないのかと。気がついたら、20年の原発労働で、私の体も被曝でぼろぼろになっていました。

■だれが助けるのか

また、東京電力の福島原発で現場作業員がグラインダーで額(ひたい)を切って、大怪我をしたことがありました。血が吹き出ていて、一刻を争う大怪我でしたから、直ぐに救急車を呼んで運び出しました。ところが、その怪我人は放射能まみれだったのです。でも、電力会社もあわてていたので、防護服を脱がせたり、体を洗ったりする除洗をしなかった。救急隊員にも放射能汚染の知識が全くなかったので、その怪我人は放射能の除洗をしないままに、病院に運ばれてしまったんです。だから、その怪我人を触った救急隊員が汚染される、救急車も汚染される、医者も看護婦さんも、その看護婦さんが触った他の患者さんも汚染される、その患者さんが外へ出て、また汚染が広がるというふうに、町中がパニックになるほどの大変な事態になってしまいました。みんなが大怪我をして出血のひどい人を何とか助けたいと思って必死だっただけで、放射能は全く見えませんから、その人が放射能で汚染されていることなんか、だれも気が付かなかったんですよ。  一人でもこんなに大変なんです。それが仮に大事故が起きて大勢の住民が放射能で汚染された時、一体どうなるのでしょうか。想像できますか。人ごとではないのです。この国の人、みんなの問題です。

■びっくりした美浜原発細管破断事故!

皆さんが知らないのか、無関心なのか、日本の原発はびっくりするような大事故を度々起こしています。スリーマイル島とかチェルノブイリに匹敵する大事故です。一九八九年に、東京電力の福島第二原発で再循環ポンプがバラバラになった大事故も、世界で初めての事故でした。そして、1991年2月に、関西電力の美浜原発で細管が破断した事故は、放射能を直接に大気中や海へ大量に放出した大事故でした。チェルノブイリの事故の時には、私はあまり驚かなかったんですよ。原発を造っていて、そういう事故が必ず起こると分かっていましたから。だから、ああ、たまたまチェルノブイリで起きたと、たまたま日本ではなかったと思ったんです。しかし、美浜の事故の時はもうびっくりして、足がガクガクふるえて椅子から立ち上がれない程でした。  この事故はECCS(緊急炉心冷却装置)を手動で動かして原発を止めたという意味で、重大な事故だったんです。ECCSというのは、原発の安全を守るための最後の砦に当たります。これが効かなかったらお終りです。だから、ECCSを動かした美浜の事故というのは、一億数千万人の人を乗せたバスが高速道路を100キロのスピードで走っているのに、ブレーキもきかない、サイドブレーキもきかない、崖にぶつけてやっと止めたというような大事故だったんです。  原子炉の中の放射能を含んだ水が海へ流れ出て、炉が空焚きになる寸前だったのです。日本が誇る多重防護の安全弁が次々と効かなくて、あと0.7秒でチェルノブイリになるところだった。それも、土曜日だったのですが、たまたまベテランの職員が来ていて、自動停止するはずが停止しなくて、その人がとっさの判断で手動で止めて、世界を巻き込むような大事故に至らなかったのです。日本中の人が、いや世界中の人が本当に運がよかったのですよ。この事故は、2ミリくらいの細い配管についている触れ止め金具、何千本もある細管が振動で触れ合わないようにしてある金具が設計通りに入っていなかったのが原因でした。施工ミスです。そのことが二十年近い何回もの定検でも見つからなかったんですから、定検のいい加減さがばれた事故でもあった。入らなければ切って捨てる、合わなければ引っ張るという、設計者がまさかと思うようなことが、現場では当たり前に行われているということが分かった事故でもあったんです。

■もんじゅの大事故

去年(1995年)の12月8日に、福井県の敦賀にある動燃(動力炉・核燃料開発事業団)のもんじゅでナトリウム漏れの大事故を起こしました。もんじゅの事故はこれが初めてではなく、それまでにも度々事故を起こしていて、私は建設中に六回も呼ばれて行きました。というのは、所長とか監督とか職人とか、元の部下だった人たちがもんじゅの担当もしているので、何か困ったことがあると私を呼ぶんですね。もう会社を辞めていましたが、原発だけは事故が起きたら取り返しがつきませんから、放っては置けないので行くのです。ある時、電話がかかって、「配管がどうしても合わないから来てくれ」という。行って見ますと、特別に作った配管も既製品の配管もすべて図面どおり、寸法通りになっている。でも、合わない。どうして合わないのか、いろいろ考えましたが、なかなか分からなかった。一晩考えてようやく分かりました。もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機などの寄せ集めのメーカーで造ったもので、それぞれの会社の設計基準が違っていたのです。  図面を引くときに、私が居た日立は0.5mm切り捨て、東芝と三菱は0.5mm切上げ、日本原研は0.5mm切下げなんです。たった0.5mmですが、100ヶ所も集まると大変な違いになるのです。だから、数字も線も合っているのに合わなかったのですね。  これではダメだということで、みんな作り直させました。何しろ国の威信がかかっていますから、お金は掛けるんです。  どうしてそういうことになるかというと、それぞれのノウ・ハウ、企業秘密ということがあって、全体で話し合いをして、この0.5mmについて、切り上げるか、切り下げるか、どちらかに統一しようというような話し合いをしていなかったのです。今回のもんじゅの事故の原因となった温度センサーにしても、メーカー同士での話し合いもされていなかったんではないでしょうか。  どんなプラントの配管にも、あのような温度計がついていますが、私はあんなに長いのは見たことがありません。おそらく施工した時に危ないと分かっていた人がいたはずなんですね。でも、よその会社のことだからほっとけばいい、自分の会社の責任ではないと。  動燃自体が電力会社からの出向で出来た寄せ集めですが、メーカーも寄せ集めなんです。これでは事故は起こるべくして起こる、事故が起きないほうが不思議なんで、起こって当たり前なんです。  しかし、こんな重大事故でも、国は「事故」と言いません。美浜原発の大事故の時と同じように「事象があった」と言っていました。私は事故の後、直ぐに福井県の議会から呼ばれて行きました。あそこには15基も原発がありますが、誘致したのは自民党の議員さんなんですね。だから、私はそういう人に何時も、「事故が起きたらあなた方のせいだよ、反対していた人には責任はないよ」と言ってきました。この度、その議員さんたちに呼ばれたのです。「今回は腹を据えて動燃とケンカする、どうしたらよいか教えてほしい」と相談を受けたのです。それで、私がまず最初に言ったことは、「これは事故なんです、事故。事象というような言葉に誤魔化されちゃあだめだよ」と言いました。県議会で動燃が「今回の事象は……」と説明を始めたら、「事故だろ! 事故!」と議員が叫んでいたのが、テレビで写っていましたが、あれも、黙っていたら、軽い「事象」ということにされていたんです。地元の人たちだけではなく、私たちも、向こうの言う「事象」というような軽い言葉に誤魔化されてはいけないんです。 普通の人にとって、「事故」というのと「事象」というのとでは、とらえ方がまったく違います。この国が事故を事象などと言い換えるような姑息なことをしているので、日本人には原発の事故の危機感がほとんどないのです。

■日本のプルトニウムがフランスの核兵器に? 

もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。  そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。しかし、日本のプルトニウムが去年(1995年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われてしまったことはほとんど間違いありません。日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。  日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。  世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもので電気を作ろうとしているんです。普通の原発で、ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルをやろうとしています。しかし、これは非常に危険です。分かりやすくいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。原発の元々の設計がプルトニウムを燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂の力がウランとはケタ違いに大きいんです。だから原爆の材料にしているわけですから。いくら資源がない国だからといっても、あまりに酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あちこちで被曝者が増えていくばかりです。

■日本には途中でやめる勇気がない

世界では原発の時代は終わりです。原発の先進国のアメリカでは、2月(1996年)に2015年までに原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。あんなに怖い物、研究さえ止めました。  もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。  どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないからで、この国が途中で止める勇気がないというのは非常に怖いです。みなさんもそんな例は山ほどご存じでしょう。  とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。  もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。  また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。  原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で、「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」と書いていますが、これもこの国の姿なんです。

■廃炉も解体も出来ない原発い

1966年に、日本で初めてイギリスから輸入した16万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼動しました。その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、今では、この狭い日本に135万キロワットというような巨大な原発を含めて五一の原発が運転されています。  具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、1981年に10年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。  この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、どうしようもないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、たった十数秒くらいしかいられないんですから。  机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。  結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。  最初に耐用年数が10年といわれていた原発が、もう30年近く動いています。そんな原発が11もある。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。  また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉はたった100キロワットの研究炉ですが、これも放射能漏れを起こして止まっています。机上の計算では、修理に20億円、廃炉にするには60億円もかかるそうですが、大学の年間予算に相当するお金をかけても廃炉にはできないのです。まず停止して放射能がなくなるまで管理するしかないのです。  それが100万キロワットというような大きな原発ですと、本当にどうしようもありません。

■「閉鎖」して、監視・管理

なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。それは、原発は水と蒸気で運転されているものなので、運転を止めてそのままに放置しておくと、すぐサビが来てボロボロになって、穴が開いて放射能が漏れてくるからです。原発は核燃料を入れて一回でも運転すると、放射能だらけになって、止めたままにしておくことも、廃炉、解体することもできないものになってしまうのです。  先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。  放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。   今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、日本には今、小さいのは100キロワット、大きいのは135万キロワット、大小合わせて16もの原子炉があることになります。  しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。その中には、東海地震のことで心配な浜岡に5機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつもあります。それで、2010年には70〜80基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。  これから先、必ずやってくる原発の閉鎖、これは本当に大変深刻な問題です。近い将来、閉鎖された原発が日本国中いたるところに出現する。これは不安というより、不気味です。ゾーとするのは、私だけでしょうか。

■どうしようもない放射性廃棄物

それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。  日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。  しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。  現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で300万本のドラム缶をこれから300年間管理すると言っていますが、一体、300年ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が300年間も続くのかどうか。どうなりますか。  もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残った放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの会社に再処理を頼んでいます。去年(一九九五年)フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返ってきました。これはどろどろの高レベル廃棄物をガラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の六ケ所村に置いて、30年から50年間くらい冷やし続け、その後、どこか他の場所に持って行って、地中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全く決まっていません。余所の国でも計画だけはあっても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はありません。みんな困っています。  原発自体についても、国は止めてから五年か十年間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に入れて、原発の敷地内に埋めるなどとのんきなことを言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの放射能まみれの廃材が出るんですよ。生活のゴミでさえ、捨てる所がないのに、一体どうしようというんでしょうか。とにかく日本中が核のゴミだらけになる事は目に見えています。早くなんとかしないといけないんじゃないでしょうか。それには一日も早く、原発を止めるしかなんですよ。  私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放射能のゴミを50年、300年監視続ける」と言ったら、中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きしていいですか。今、廃棄物を50年、300年監視するといいましたが、今の大人がするんですか? そうじゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私たちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返事の出来る大人はいますか。  それに、50年とか300年とかいうと、それだけ経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじゃありません。原発が動いている限り、終わりのない永遠の50年であり、300年だということです。

■住民の被曝と恐ろしい差別

日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。でもそういうウソがつけなくなったのです。  原発にある高い排気塔からは、放射能が出ています。出ているんではなくて、出しているんですが、24時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、1日中、放射能をあびて被曝しているのです。 ある女性から手紙が来ました。23歳です。便箋に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が何か悪いことしましたか」と書いてありました。この娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々で起きています。この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから、まったく人ごとではないんです。 こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。原発に反対している人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうことが起きるから原発はいやなんだと言って欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているのですから。

■私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。 

最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。 その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。  話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学2年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、24時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら300人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答えてあげられない。 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、泊原発の2号機が試運転に入った時だったんです。  「何で、今になってこういう集会しているのか分からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。「2基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生やお母さんも来ている、でも、話したことはない」と言います。「女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めない」って。担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。  これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、50キロ、100キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほしいのです。

■原発がある限り、安心できない

みなさんには、ここまでのことから、原発がどんなものか分かってもらえたと思います。  チェルノブイリで原発の大事故が起きて、原発は怖いなーと思った人も多かったと思います。でも、「原発が止まったら、電気が無くなって困る」と、特に都会の人は原発から遠いですから、少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。  でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、大金をかけて宣伝をしている結果なんです。もんじゅの事故のように、本当のことはずーっと隠しています。  原発は確かに電気を作っています。しかし、私が20年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は働く人を絶対に被曝させなければ動かないものだということです。それに、原発を造るときから、地域の人達は賛成だ、反対だと割れて、心をズタズタにされる。出来たら出来たで、被曝させられ、何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。  みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。  それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。それは、今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。  そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。  だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいのです。  ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っていあす。  原発がある限り、世界に本当の平和はこないのですから。 優しい地球 残そう子どもたちに

★筆者・平井憲夫さんについて(1997年1月逝去)

1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。



これは真実です。やはり原発に依存しない体制を作り上げねばなりません。
posted by Take at 20:50| 埼玉 ☁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月12日

地震 緊急 災害 非難 コピペ 対応用

以下、各種コピペです。


東北地方太平洋沖地震 関連リンク集

TVネット配信(アカウント不要):

NHK総合(ニコニコ生放送)  
http://live.nicovideo.jp/watch/lv43018790

フジテレビ(ニコニコ生放送)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv43019860

NHK総合(Ustream)
http://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv

TBS(Ustream)
http://www.ustream.tv/channel/tbstv


災害伝言板:
DoCoMo  http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi?es=0
au    http://dengon.ezweb.ne.jp/service.do
SoftBank http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
WILLCOM http://www.willcom-inc.com/ja/info/dengon/
e-mobile http://dengon.emnet.ne.jp/
NTT-Web171 https://www.web171.jp/
Google Person Finder 2011 http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja


避難所:
全国避難所マップ http://animal-navi.com/navi/map/map.html
23区避難場所 http://cgi.mobile.metro.tokyo.jp/aps/tosei/bousai/hinan.html
宮城県避難場所 http://www.pref.miyagi.jp/kikitaisaku/wagayade/hinan_bash...
福島県避難場所 http://www.bousai.ne.jp/vis/jichitai/fukushima/refuge_fra...
岩手県避難場所 http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?of=1&ik=0&cd=28306
東京都内避難所一覧(Googleマップ) http://bit.ly/g5l5PO


各種情報:
津波警報・注意報(気象庁) http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/
全国鉄道運行情報(NAVITIME) http://www.navitime.co.jp/train/
道路交通情報(国土交通省) http://www.mlit.go.jp/road/roadinfo/


メディア:
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/
朝日新聞 http://www.asahi.com/
毎日新聞 http://mainichi.jp/
日経新聞 http://www.nikkei.com/


Tips:
ケガ・キズの手当て応急処置 http://www.jon.gr.jp/qq/first_aid/index.html
緊急時用の水の確保方法 http://r.nanapi.jp/392/
災害伝言ダイヤル「171」の使い方 http://r.nanapi.jp/5941/


Twitterで信用できるアカウント:
NHK広報局(@NHK_PR) http://twitter.com/nhk_PR
NHKニュース(@nhk_news) http://twitter.com/nhk_news
総務省消防庁(@FDMA_JAPAN) http://twitter.com/FDMA_JAPAN


その他まとめページ:
都内の無料開放場所まとめ(GIGAZINE) http://gigazine.net/news/20110311_pcot_quake_hinan/
情報いろいろ http://20kaido.com/archives/2645879.html
地震対策まとめ(痛い信者) http://i.2chblog.jp/archives/2389640.html
TV画像まとめ(VIPブログ) http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52440678.html
VIPPERな俺 http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/3595673.html


避難時の持ち物:
1.現金
2.身分証明書
3.印鑑・預金通帳・保険証
4.飲料水(1人1日3リットルが目安)
5.非常食(缶詰、アルファー米、インスタント食品など)
6.携帯電話と非常用充電器 7.家族の写真(はぐれた時の確認用)
※ 避難する際は、ガス栓閉めて、ブレーカー落とすように!


危険勧告について: 震災の時に、建物に赤い紙が貼られていたら、それは「全壊」の判定を受けた建物です。倒壊の危険性が高いですので、近寄らないようにしてください!


電気工事屋からの忠告: 切れた電線が地面に接してる場合、直接触らなくても数m以内に近づくだけで電撃食らう可能性がある。あと、ブレーカー落とすより先に家中のコンセント抜いたほうがいい。配電ボックスはプラスチックの箱の中にすぐ高圧電流流れてるから下手に触ると感電する。


タンスの下敷きになった人を助ける方法: タンスが頑丈なのは全面と上部、側面だけ。背の面は薄い板でできている。その薄い板を蹴破り、そこからすべての引き出しを抜き取る。そうすれば簡単にタンスを解体できる。


女性は一人にならないように: 災害時に、「お風呂を貸す」「トイレを貸す」等の言葉で女性を騙し、乱暴する犯罪が過去発生しています。避難や徒歩での移動など、出来る限り独りにならないで!


沿岸部の方は海抜30m以上の所に避難する必要があるとの事です。


以上です。
posted by Take at 07:39| 埼玉 ☁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

手作り 美味なローストビーフ@家

この頃、新しいお店に行ってません。そこで本日は料理が上手なママの

手作り ローストビーフ

の紹介です。↓


DSCN7044.JPG

オーストラリア産の牛ですが、ママの味付けが最高なので美味しいです。↓

DSCN7043.JPG


うちのママの料理は最高です!!!!。



posted by Take at 20:15| 埼玉 🌁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

七厘でBBQ @ 我が家

先日の連休最終日ですが、七厘でBBQをしました。いつもはいわゆるBBQセットを使ってましたが、使い勝手が悪く火の効率も悪いのでたくさんの炭を使う必要がありましたし、後片付け、準備が面倒でした。しかし七厘はすごい!!!。炭もそんなにいらないし、効率的に炭が使える。つまり入れた炭がしっかり最後まで火力を残しながら火がついているのです。

我が家の七厘でのBBQです。↓

DSCN5437.JPG

まず軽く↓(中に銀紙はお芋ちゃんですよ)

DSCN5448.JPG

そして安く手に入れた高級牛です。(値段は3割ほどで購入!!)

DSCN5452.JPG

これがまた非常においしかったですね。焼肉屋は儲かるわな!!と思いました。そして最後に鮭を焼きました。↓

DSCN5453.JPG

こんなに手軽ならいつでもできますね。
posted by Take at 22:01| 埼玉 ☔| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

我が家の家庭料理

我々家族は確かに外食好きです。しかし自分の小遣い(月2万!)で対応しているのです。まあ一般の男性がやっている趣味など一切やっていないので何とかなっています。ゴルフもしてないしCDや家電も一切買っていません。
ところでうちのままは料理が非常に上手であります。それを紹介しましょう。
まずはお得意のスパゲッティー↓

DSCN4747.JPG

豚肉を使ってものです。非常に美味しいです。トマトは自家製です。次にポテトサラダです。↓

DSCN4749.JPG

ポテトもきゅうりも自家製です。やはり自家製野菜はうまいですね。ままは料理も上手なのです。共働きなのに毎日弁当もつくるしほとんど毎日朝夕食もつくるので非常に感謝ですね。専業主婦でもこのくらいやる人はいないでしょうね。本当に感謝です!!!
posted by Take at 10:24| 埼玉 ☁| Comment(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

おせち@我が家&実家

本日はお正月ということで、わたしの実家に行きました。

実家は荻窪です。昨日、我が家では紅白を見ながら(ダウンタウンのや

つも同時に見ながら)おせちを食べました。

我が家のおせち↓

DSCN2926.JPG

とくに伊達巻は手作りです。意外に簡単にできるそうです。

そして我が実家のおせち↓

DSCN2932.JPG

DSCN2934.JPG

DSCN2935.JPG

肉肉しいですが、呑みが好きな私には最高です。まあ私は実は母を亡く

しているのですが、父親作のおせちです。盛り付けが少々雑ですが、60

過ぎの男としてはよくやるな!という感じです。まだまだ元気なので安

心です。


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posted by Take at 23:46| 埼玉 ☀| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月08日

オバマ氏が大統領に

オバマ氏が大統領に選出された。黒人初の米国大統領である。まあ黒人だからというが、彼は決して

貧乏な黒人

では無いのは確かである。白人とのハーフだったかな?ハーバード出るくらいだからもう既に上流階級なのである。決して

貧民層からのし上がった

というわけではないのである。アメリカは超格差社会である。一部のエリートが全てを支配するのである。超階級社会である。医療だってゼニがかかるのである。救急車呼んで何百万円とかかるらしい。その点日本は

国民皆保険

で全ての国民がまあまあの医療が受けられる。でも今後は分からないですね。

何度も前から言っていますが、

年金はもはや崩壊

しているのであり、

退職金制度は無くなる

のです。もうこれは規定路線です。貧乏人は死ねというそういう流れです。

私も含めてですが、定年後は30年近くあるのです。はっきりいって貯金だけで30年生活するのはどう考えても無理です。絶対にです。

やはり不労所得構築に精力をかける。

ということが大切であろうと思います。
posted by Take at 22:52| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする